ブログへのご訪問ありがとうございます。運営者のHana(はな)、カナダ在住のブロガーです。
これまでに独習や通学、通信講座、オンライン教室で、さまざまな外国語に挑戦しては挫折してきました。そんな、私の語学遍歴をまとめています。
英語との出会い
岡山県生まれ、和歌山県育ちの女子です。母国語は日本語、関西弁には少し変なアクセントがあります。
私は小さなころから英会話教室に通っていました。
田舎の小さな英会話教室で、ハワイかぶれの日本人講師に教わりましたが、子供対象の英会話教室にしては珍しく「This is a pen!」のような英語文法の基礎を習っていたことを記憶しています。だからといって、英会話ができるようになったわけではなく、英会話教室もいつの間にかやめてしまいました。
学生時代はまったく語学とは関係のない学部に通いました。
第二外国語として中国語を選択したかったものの、当時中国語の講座は一般学生には公開していなくて(中国語・中国文化専攻生のみ受講可)、仕方なく全く関係のないドイツを選択しました(笑)。
中国語への執着
社会人になってからどうしても中国語が学びたくて、独学で中国語学習を開始したものの、やはり独学には限界があると感じスクールを探し始めました。当時はまだインターネット電話どころかオンライン教室もなかったので、通学できて多言語が学べた駅前留学のNOVAを選びました。
中国語に関しては、その後大阪の通訳養成学校に半年通ったのち、中国(上海と南京)へ語学留学することになります。
通訳翻訳養成学校で学んだ半年は、非常に濃い内容の学習ができました。発音を徹底的に直してもらったのですが、たまたま担当の先生が台湾で中国語を学ばれた日本人の先生だったので、のちに中国に留学した時に「台湾訛りがあるね」と指摘されることになります…。
フランス語とスペイン語
NOVAではフランス語とスペイン語も開講していたので、英語、中国語、フランス語、スペイン語の4外国語を受講していました。おそらく3年くらい通ったのではないでしょうか。ちなみに、英語以外の外国語は「テレビ電話」を通じてレッスンを受けていました。
また、英語に関してはNOVAの他にもECC英会話に通ったこともあります。
さらに、このころ前後して、アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」も並行して受講していました(多分2年くらい)。
中国留学と香港就職
中国での語学留学の夢をかなえるため、29歳にして日本を離れます。
中国、上海儀劇学院(上海戏剧学院)へ1か月の短期語学留学、続いて南京師範大学(南京师范大学)にて半年の語学留学を経験しました。その後、中国国内をバックパック旅行したのち、縁あって香港で就職しました。
今でこそ香港でも北京語(普通語Mandarin)が通用しますが、私が香港で就職したころはほとんど北京語は通じなくて、一から広東語を学ぶことになります。
日本人がオーナーの企業でしたが、日本人従業員は当時私一人だけだったので、広東語を覚えなくては仕事ができなかったためです(よく採用されたものです笑)。
仕事の必要に迫られて学習した広東語のおかげで、現在では広東語訛りの北京語と、北京語訛りの広東語が話せます。
カナダ、モントリオールへお引越し
香港は近隣の東南アジアへ行くにはとても便利なロケーションなので、約10年間の香港在住時代はいろいろと旅行をしました。もちろん、中国本土へもよく遊びに行きました。
そして、ひょんなことで縁あって、香港からカナダ、モントリオールに引っ越すことになったのです。モントリオールのあるケベック州の公用語はフランス語、そんなわけで現在は、やり直しフランス語学習中です。
ただ、私が日本で学習したフランス語は本場フランスのフランス語で、ここケベックのアクセントの強いフランス語には日々悪戦苦闘しています。
私の言語スペック
私はあまり資格試験にこだわったことはないのですが、日本を離れる時、少しでも就職に有利になればと思い、資格試験に挑戦した時期があります。一応これまでに取得した外国語資格試験について、記載しておきます。
いずれも、かなり昔に取得したものですので、現在は有効ではないんですけどね…、まあ、参考までに。
- 2003年1月 TOEIC 680点
- 2003年2月 フランス語検定3級 合格
- 2003年3月 中国語検定準2級 合格
- 2003年7月 フランス語DELF A1(16.57)、A2(15.5)、A3(14.67)、A4(11.4)
- 2003年7月 中国語コミュニケーション能力検定試験 リスニング310点、リーディング261点
- 2003年10月 HSK初級A(5級)取得
- 2007年6月 HSK中級優秀(多分8級相当)取得
このブログについて
このような経歴から得た言語経験を、何かしらの形にしようと思ったのが、このブログです。英語はもとよりマルチリンガルを目指す人の知的好奇心をくすぐるような、おもしろい読み物を提供できればいいな、と思っています。
また、語学マニアといいながらも、その内容は、英語、中国語(北京語/広東語)、フランス語、スペイン語に偏っています。
これらの4言語であれば、いくらかの知識はありますし、周りにネイティブの友人もいます。学習中の疑問や質問等がありましたらお問い合わせやコメント欄からご質問ください。できるだけ調べて返信させていただきます。
その他の言語については、私以外の語学マニアの方に寄稿していただいた記事もあり、ご質問いただいても回答できない場合がございます。ご了承ください。
その他、挑戦と挫折の言語たち
上記の外国語以外にも、さまざまな言語に挑戦しては挫折しています。中には、三日坊主でさじを投げてしまった外国語もありますが、一応紹介しておきます。
ロシア語
将来シベリア鉄道で旅行するのが夢なので挑戦したものの、キリル文字に苦戦、基本的な文法を学ぶ途中で挫折。
トルコ語
トルコ旅行のために始めたトルコ語独習。日本語との類似点を見つけておもしろいと感じたものの、練習する機会がなく自然消滅。
ポルトガル語
いつかブラジル旅行に行きたいという目的と、スペイン語がある程度話せるようになったのでポルトガル語もいけるんじゃないかという安易な考えて始めてしまいました。案の定、途中で挫折。
ラオス語
ラオス旅行のために学習開始。とにかく入手できるテキストが少なくて、ひたすらニューエクスプレス ラオス語を聞きまくって覚えました。これは旅行中、意外と役立ちましたが、旅行から帰ってきたとたんすべて記憶から抜けました。
ミャンマー語
いつまミャンマーに旅行に行きたいと思っていたので、とりあえず文字を学んでみました。その後ミャンマー旅行に行きましたが、ぜんぜん文字読めなかった…。
インドネシア語(マレー語)
インドネシア旅行のためにかじっただけですが、とても学びやすかったです。もう今は話せませんけどね。
韓国語
ハングル文字を学ぼうとしたものの挫折。
私にとっての語学
言葉は、コミュニケーションの手段です。しかし、外国語を学ぶことはそれだけではありません。通訳デバイスや翻訳ツールが発達しつつある昨今、単なるコミュニケーションの利便性のためだけなら、私たちがわざわざ外国語を学ぶ意義はありません。
外国語を学ぶということは、その言語を取り巻く人々や、習慣、生活様式、文化、歴史、思想などに触れることでもあります。
外国語を学ぶ目的は人それぞれですが、きっかけはなんにしろ、あるひとつの言語を習得しようとするとき、その周辺にある生活や文化を無視して身につくものではありません。
語学を勉強するということは、新しい文化との出会いです。
新しい仲間やつながりの可能性を広げることです。それは、今まで知らなかった新世界へ通じる扉をノックするようなものだと考えています。
世界中の語学マニアの方の協力に感謝します
このサイトを運営するに当たって、語学に堪能な方に寄稿していただいています。中には海外で生活されている方もいて、それぞれの語学スキルを大いに発揮され、活躍されています。
私以外の「語学マニア」の方、いろいろな方面から記事を執筆していただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。