スペイン語って、日本人にとって英語と比べるとそんな身近には感じませんよね。でも実は、スペイン語が起源になってる言葉や、私達がよく使う言葉と同じ発音の単語がたくさん溢れているのです。
このような単語をちょっと知っているだけで、未知だったスペイン語が一気に身近に感じるはずです。
私達が日常で使っているスペイン語
Tabaco→タバコ
大航海時代にコロンブスが持ち帰り、そこから日本に広まったそうです。これは本当にそのままタバコと読みます。
Uno→ウノ
誰もがやった事あるでしょう。カードゲームのウノです。スペイン語で1という意味になります。
para sol→パラソル
その名の通りパラソルの事です。スペイン語ではパラ(〜のために)、ソル(太陽)という意味で、そのままの意味ですね。
Nata de coco→ ナタデココ
これはココナッツクリームの意味もありますので、あのコリコリしたナタデココとはちょっと違うかもしれません。
Nata(生クリーム) de(〜の) coco(ココナッツ)
Olla→オジャ(おじや)
スペイン語では鍋という意味になります。おじやってご飯を鍋に入れることからこれもスペイン語から来ている言葉です。
Capa→カーパ(カッパ)
これは合羽の事です。スペイン語でマント、雨具の意味になります。
車の名前にスペイン語?
また日本で1番よく目にするスペイン語は車だと思います。車のバックにその車種が書いてありますよね。私は車に乗っている時前を走る車の名前を見てよくニヤニヤしていたものです。
意味:Let’s さあ〜しようPremio プレミオ(トヨタ車)
意味:ご褒美
Familia ファミリア(マツダ車)
意味:家族
Mila ミラ(ダイハツ車)
意味:見て!
Corto コルト(三菱車)
意味:短い
本当はもっとたくさんありますが、どの車会社も結構スペイン語名をよく使っています。また、その意味と車体や形などを見てなるほどと思う事も多々あります。
車に乗った時には前の車の名前に注目して意味を調べて見てください。こういう単語は記憶に残りやすいので一石二鳥です。
同じ発音なのに意味の異なる単語
そしてスペイン語には、日本語と全く同じ発音なのに意味が全く違う単語が結構あります。面白いものから気をつけなくてはいけないものまで。いくつか紹介します。
アホ→Ajo
アホとはスペイン語でニンニクの事を言います。
バカ→baca
バカとはスペイン語で牛のことを言います。ですので馬鹿にされてると思わないで下さい。牛の話です。
ダメ→Dame
ダメは、日本語では否定的な意味になりますが、スペイン語では「ちょうだい!」という意味になります。全然違う意味にとらえられてしまうのでお気をつけ下さい。
ジャマ→llama
これは、llamar(呼ぶ)の3人称単数形です。
Como se llama?
あれ、あの人は何て名前なの?
といった形で使います。
タベルナ→Taberna
スペイン語では居酒屋という意味です。居酒屋なのに食べちゃいけない気がしてきますね。
ビビる→Vivir
Vivirとはスペイン語で生きるとか住むという単語の原型です。生きるのにビビらなきゃいけないなんて辛い世の中ですね…
ムーチャ→Mucha
日本語というより関西弁といった感じでしょうか。スペイン語ではすごく、とても、めっちゃと意味なので、これは同じ意味になりますね。
親しみやすいスペイン語
探すと他にもいろいろ同じ音の単語があります。スペイン語はローマ字読みでほとんど通じてしまうのもあって、日本語と似てる単語が多いのかもしれません。
これは自分で発見した時大きな喜びになりますし、単語を増やすモチベーションにもなるので、ぜひ、ご自身でも探してみて下さい。