先日、ポケットサイズの最先端通訳デバイスPOCKETALK(ポケトーク)の発売開始が発表されました。クラウドを利用した高性能通訳デバイスPOCKETALK(ポケトーク)は、話しかけるだけで対応言語に即時通訳してくれるというスグレものです。まさに、自分専用の同時通訳をポケットに持ち歩いているようなもの!
そんなPOCKETALK(ポケトーク)の詳細をまとめました。
POCKETALK(ポケトーク)発売開始記者発表会
POCKETALK(ポケトーク)は、英語や中国語、韓国語ほか、50言語以上に対応しています。使い方はとてもカンタン! タップして話すだけで、対応言語に通訳して話してくれるんです。
日本国内はもちろん、世界61ヵ国で使用可能です。利用する際には、インターネット接続が必要になります。Wifiのない場所でも日本を含む61か国で使える専用グローバルSIMを購入すれば、海外旅行先でWifiが無くても使用可能です。
実際に使用している様子
実際の使い方や、翻訳の性能については、ビデオを見るのが一番分かりやすいと思います。販売元のソースネクストの動画を紹介しておきます。
高性能で実用的
いかがでしょうか。動画をご覧いただくと分かりますが、非常に高性能です。かなりの長文(3センテンスに対応)で、複雑な内容を話しても、その正確性はとても高いです。それはインターネットを利用し、クラウド上で言語ごとに最新で最適なエンジンを用い高度な処理を行っているからです。
これまでオンラインの通訳ソフトとしては、Google翻訳の無料ソフトを利用したことがある人は多いでしょう。しかし、それら無料ソフトでは、できなかった「痒い所に手が届く」最先端通訳ツールなんです。
POCKETALK(ポケトーク)対応言語
英語はもちろん、中国語、韓国語からペルシャ語まで、これ1台で50言語以上から任意の2言語を選んで使えます。現在対応している言語は以下のとおり(一部音声出力不可の言語もあります)。
POCKETALK(ポケトーク)の使い方
まず、通信の設定と対話する2つの言語を選択します。あとは、話す言語側の方向キーをタップして話しかけるだけ。タップして話しかけるだけで、本製品が相手の言語に翻訳し発声します。
また、20件まで履歴を表示し、選択して再生することもできます。実際の使い方は、上に紹介した動画で確認してください。
専用グローバルSIMについて
POCKETALK(ポケトーク)はインターネット環境が必要なため、Wi-Fi環境がない場合は専用グローバルSIM(3G通信)が必要です。スマホなどに使っているデータSIMカードは使えません。専用のSIMカードを購入する必要があります。
専用グローバルSIMは、利用開始から2年間利用可能で、月額利用料は不要です。2年後も利用を続けたい場合は、有効期限延長のお申し込みをすればOKです。
その他の特徴
POCKETALK(ポケトーク)のサイズは110×60×16mm、90gと小型。画像のようにまさに手のひらサイズです。
スマホの通訳アプリでは、翻訳までの時間にイライラしたり、通訳精度が悪くてうまく通じなかったりという場面も多かったと思います。
POCKETALK(ポケトーク)は、初期設定が完了していれば、待機状態から約1秒で使用でき、翻訳したい文章を話しかけて約3秒で通訳が発生してくれます(翻訳スピードはインターネット環境にも左右されます)。
連続して使い続けても、約6時間はバッテリー切れになりません(待機状態では約5日間)。数日間の旅行なら、充電を気にせず使うことができます。
待機状態から電源ボタンを押すと素早く起動し、すぐに使えます。使用後も同様に、瞬時に待機状態にできます。また、人混みでも人の声が認識しやすいノイズキャンセル機能搭載のデュアルマイクと、騒がしい場所でも使えるダイナミックスピーカーを内蔵しているので、ストレスレスに使用できますね!
POCKETALK(ポケトーク)が便利な場面
海外旅行はもちろん、国内でも外国人客が多い店舗や観光地など、POCKETALK(ポケトーク)が使える場面は今後ますます増えていくでしょう。今までは、外国語が分からなくて接客に消極的になっていたり、専門的なことを伝えたくてストレスを感じていた人にもうれしいツールです。
このようなツールを利用してサービスのクオリティを上げることにつながれば、ビジネスも大きく飛躍するかもしれません。外国人とコミュニケーションすることの楽しさを覚えれば、ますます語学学習のモチベーションもアップするかもしれませんね!