今回はドイツ語の難度についてです。
ボク自身、大学では第二外国語としてドイツ語を取り、ドイツに一年いたときもドイツ語を学んでいました。その結果、ボク的にはドイツ語は英語よりも難しいと感じました。
その代わり、英語をすでに学んでいたので、いきなりドイツ語を勉強する人よりはアドバンテージはあると感じました。そこで、ドイツ語がどう難しいのか、逆にどういうところが簡単なのか、それを紹介します。
1. アルファベットの数
ヨーロッパの言語の多くはアルファベットを使用していますが、言語によってその数が異なります。
英語の場合は26個ですが、ドイツ語の場合はこの26個とä(アーウムラウト), ü(ウーウムラウト), ö(オーウムラウト), ß(エスツェット)を加えた30個です。4個多いですが、これくらいならすぐ覚えられると思います。
ロシア語を学ぶときはまずキリル文字を覚えないといけないので、それに比べると楽ですね。
2. 発音
中学で初めて英語を学んだとき(最近は小学校からでしょうか?)、単語の読み方を不思議に思ったことはないでしょうか?
それまでにローマ字だけは知ってた人にとっては’house‘が「ハウス」のように発音するとか、‘enough‘がどういうことなのかよくわからなかったと思います。
ドイツ語の場合、基本的には各アルファベットの発音の仕方は決められています。しかもその多くはローマ字読みに近いので日本人にとって、発音はササっとコツをつかむことができると思います。
その代わり、例外もあります。方言によりけりという部分もありますが、例外といってもかなりシステマチックになっているので、覚えることに関して、時間はかからないと思います。
ドイツ語の発音については別の記事で紹介していきたいと思います。
3. 名詞の種類
これがドイツ語学習に苦戦する一つだと思います。ドイツ語には英語の概念にはない、男性名詞と女性名詞、中性名詞の3種類があります。
さらに英語には冠詞がa, an, theの3種類しかありませんが、ドイツ語には名詞ごとにそれぞれ冠詞が変わってきます。これは少しややこしいので、別記事で詳しく書いていこうと思います。
ドイツ語学習は地道にコツコツ
今回は英語とドイツ語の違いから、ドイツ語の難度を紹介しました。
みなさんも実際に勉強を進めていくと英語と似てる・違う、とっかかりやすい・初めての概念というものが色々あると思いますが、「学問に王道なし」ということで地道に学んでいきましょう。