英語がある程度出来たら、もう一つ何か言語を勉強しておきたい。そのように思われる方も多いでしょう。実際、英語だけならば出来る方が大勢いますので、英語だけしかできないのは自慢になりません。しかし、英語以外にもう一つの別の言語も習得しておけばそれは就職試験などで付加価値になります。そこで英語の次に学ぶ外国語としてオススメするのはドイツ語です。
英語とドイツ語はよく似ている
英語とドイツ語は、もともと同じゲルマン系に由来する言語ですので、文字の並びや発音した時によく似ている単語が多いです。文法も共通点が多いので、英語の勉強がある程度進んだ方にはドイツ語は勉強しやすい学問といえます。
よく似ている単語はたとえば英語ではmusic(ミュージック)、ドイツ語ではmusik(ムジーク)、英語ではOctober(オクトーバー)、ドイツ語ではOktober(オクトーバー)などが挙げられます。単語の中の一語が違うだけですね。
他には、英語ではhand(ハンド)、ドイツ語ではHand(ハント)、とほぼ同じものもあります。他にもまだまだ似たような語はあります。まずは似たような単語探しから始めると面白いかもしれませんね。
学術的にドイツ語は中心的役割を持っている
ドイツ語は、一昔前と違って少し勢いが衰えた言語という考え方もできます。しかしもしあなたが医学、法学、哲学、芸術などの学問の世界を追究したいと考えるのであれば、将来必ず勉強することになるでしょう。
たとえば医学では、カルテなどでまだまだドイツ語を使用している医者や看護婦も多いのだそう。ドイツは音楽でも有名ですし、もし音楽の道を究め、留学をしたいと思われる場合には勉強をしておいて損はないでしょう。
ドイツ語はヨーロッパでは広範囲で使用されている言語
ドイツ語はEUではおよそ1億人の人が話す、最も話されている言語だと言われています。ドイツ人は幼い時から英語も学びますので不要ではないかと思われるかもしれませんが、オーストリア、ベルギーなどの公用語です。
もしヨーロッパに行くことがあるのならば勉強しておいて損はありません。
また、ドイツは世界で4番目の経済大国です。BMWやポルシェなど、世界的に有名な製品も多く輩出しています。知的財産権の分野では特にドイツ語が重宝されています。ビジネスで世界を相手にしたいときに、ドイツ語の勉強は非常に重要と言えるでしょう。
英語とドイツ語は深く関わりあっている言語です。ドイツ語を学ぶことで、英語の理解も深まるでしょう。