海外旅行へ行く醍醐味のひとつに「言葉が通じない」ということがあります。相手に身振り手振りで話をしたり、片言の英語を駆使してみたり。
通じないからこそ楽しい思いでもできちゃう、ということも多々あるんですよね。
それでも何日か滞在するとよく耳にする現地の言葉が分かるようになってくるから不思議なもんです。
更に、ほんの2,3言の現地の言葉を相手に返すだけで現地の人は「おぉ~!」と感動すらしてくれます。
そこで、今回は「これを覚えておけばインドネシア人にオオウケ!」という言葉を伝授したいと思います。
道を歩いているとよく聞かれる言葉 ke mana?
バリの人たちは民族性でしょうか。知らない人にもよく声をかけてお友達になることが多々。観光客にも下心なしでフレンドリーに声をかけてきます。
これは「ke mana?(クマナ?)=どこへ行くの~?」という感じ。その時には「jalan-jalan(ジャランジャラン)=散歩してるのよー」と軽く返しましょう。
それ以上は深く突っ込んで行き先を聞いてくることもありません。(笑)
あらゆる場面で使う御礼の言葉 terima kasih
「terima kasih(トゥリマカシ)=ありがとう」はいろんな場面で使いますよね。これは一番に覚えていると何かと便利です。もちろん、サンキューという言葉も通じますが、ここはあえて現地の言葉でお礼を!
それに返す言葉は「sama-sama(サマサマ)=どういたしまして」です。
挨拶の基本 selamat~
「selamat (スラマッ)」という言葉は挨拶の冒頭につける言葉。
これに「pagi(パギ)=朝」「siang(シアン)=お昼」「sore (ソレ)=夕方」「malam (マラム)=夜」を後ろに付ければその時刻の挨拶になります。
例えば「selamat pagi=おはよう」「selamat malam=こんばんは」という感じですね。
他にも「tahun baru(タフンバル=新年)」を付ければ「新年明けましておめでとう」となります。
会うとよく聞かれる言葉 apa kabar?
少しでも顔見知りになると会うと必ず声をかけてきます。
その時に訊かれるのが「apa kabar?(アパカバール?)=調子はどう?元気?」という言葉。
これに返す言葉が「baik-baik!(バイッバイッ!)=調子イイよ~!」です。基本、調子がイマイチでも「baik-baik!」と返してますね、皆。
レストランやホテル、エステでよく使う言葉
「berapa?(ブラパ?)=いくら?」
市場や個人商店などでは価格表示がありません。そういった場面で使います。
「minta~(ミンタ)=~をください」と何かを要求する時に使います。
~の部分に名詞を使います。例えば「minta menu(ミンンタ メヌゥ)=メニューをください」となります。
この言葉は使い回しがたくさんできますので、是非とも覚えておくと便利です。
「enak(エナッ)=美味しい、気持ち良い」
レストランでもエステでマッサージしている時もこの言葉ひとつでOK!
「sakit(サキッ)=痛い」
マッサージしてもらっている時に使えます。
もちろん、怪我や病気の時にもまずこの言葉で痛みがあることを理解してもらいましょう。
番外編 バリ語
インドネシア語を少しでも話せるだけでも感動してもらえますが、バリ語を使うと大げさなほどびっくりして喜んでもらえます。
バリ語は階級によって言葉が全く違ったものになるので難しいんですよね。軽く使える言葉で尚且つ、どの階級の人にでも使える言葉を2つ紹介いたしましょう。
om swastiastu (オム スワスティアストゥ)=あいさつ全般
「おはよう」「こんばんは」など時刻関係なしに使える挨拶の言葉です。
「はじめまして」といった言葉にもなるので、インドネシア語の挨拶より応用が利いて簡単かも。
matur suksma (マトゥルスクスマ)=ありがとう
インドネシア語の「terima kasih」ですね。こちらも簡単なので覚えて使うと喜ばれますよ。
インドネシア語は簡単!ぜひ次の旅行で使ってみて!
インドネシア語は基本とても簡単です。単語だけ言っても通じるくらい。
また、バリ人はおおらかな民族性もあって、少々間違えても一生懸命聞き取って理解してくれようとします。ですから、楽しい旅を倍増させるためにも、是非、現地の言葉を使ってコミュニケーションを図ってみてくださいね。