アラビア語は、国連の公用語で、世界20ヶ国以上2億人以上に使われている言語なんだそうです。
一方日本では、大学生や 社会人に人気がある外国語は、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、韓国語といいます。これらの外国語は、ビジネスで使ったり、旅行や趣味の関係で選ばれているようですね。
そんな中、マイナー人気のアラビア語。今回は、英語の次に学ぶ外国語にアラビア語をおすすめする理由をご紹介したいと思います。
アラビア語はかっこいい!?
あのミミズがクネクネしているようなアラビア文字が書けたり、読めたりしたら、すごいですよね。
海外では、日本語や中国語などのように、見た目の字ヅラが注目されているようですね。なんと、アンジェリーナジョリーや、セレナゴメス、リアーナのようなセレブがアラビア語のタトゥーを入れているとか。
さすがにタトゥーは厳しいかもしれませんが、名前や、お気に入りのフレーズをアラビア語で表現出来ると良いですよね。アラビア語を勉強して、アクセサリーや、Tシャツのプリントなどにアラビア語を入れる楽しみが増えそうではないでしょうか。
ビジネス面
アラブのオイルマネーと言われるように、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦などの「湾岸諸国」と呼ばれる国々は、豊富なエネルギー資源で得た資金を元に、現在もハイスピードで成長している地域です。ですので、ビジネスチャンスが多いはず。
外国人が多いので、ビジネスでは英語が出来ればまず問題ないのですが、より彼らの心を掴みたいというのであれば、アラビア語は必須でしょう。
アラブ世界のイメージが変わる
2011年のニューヨークでのテロ以来、中東やイスラム、と言えば危ない。アラビア文字を見ると何やら怖い。といった印象をお持ちの方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そのイメージは合っているかもしれませんし、違っているかもしれません。
実際に、中東諸国で緊張が高まっているのも事実ですね。ただ、いつもそこには私たちと変わらない普通の生活を送る人々がいます。
アラビア語で「こんにちは」と言う時、「アッサラーマレイコン」、と言います。この意味は、「あなたの上に平和がありますように」、という意味ですが、このたったワンフレーズが示す通り、アラブ世界では客人の平和を願うことからおもてなしが始まります。
アラビア語の奥は深い
このように、アラビア語学習を通じて、過激な事件のニュースからは決して見ることが出来ない平和を想う気持ちに触れることが出来るでしょう。
アラビア語は発音、文法、書き言葉に話し言葉、文字、など学習することがたくさんあり難解ですが、アラビア語が出来る人は少ないのでマスター出来れば、活躍できる機会は多いように思います。
そして、危険な面だけではなく、意外なアラブ世界を知る、というのがアラビア語学習の面白さでもあるかと思います。