アラビア語の文字と発音を覚えたら、早速ボキャブラリーを増やして行きましょう!
アラビア語は、子音だけで表される事が多く、母音の付け方次第では意味が全く違ってきたりと、とにかく難しいです。
また、漢字のように象形文字では無いので字面でイメージが浮かんできません。ですので、絵や写真を使い、言葉とイメージが結びつくように覚えるとボキャブラリーを増やしやすいでしょう。
フラッシュカード
おすすめの方法は、フラッシュカードです。まず、身の回りの物などの写真や絵を用意し、その裏にアラビア語とカタカナ読みを書きます。そしてそれをめくりながら単語を言っていきましょう。
リズミカルに言えるようになるまで繰り返します。お子さんや、勉強相手がいる方は一緒にやると楽しいですね。
そして基本の単語を覚えたら、その単語を使った例文を用意して音読しましょう。音読は大きな声で、スラスラ言えるまで繰り返します。
例文を使って単語を覚えることで頭に定着しますね。
3つの文字を意識
アラビア語は、3語根といわれる3つの文字が基本となった動詞を元に単語が作られています。
例えば、「勉強した」というのはアラビア語で「درس、 ダラサ」と言いますが、これを元に作られているのが、先生⇒「ムダッリス مدرس」、学校⇒ マドラサ مدرسة」です。
「書いた」の「كتب 、 カタバ」からは、本⇒「キターブ、كتاب」、事務所⇒「マクタブ、مكتب」、 図書館⇒「マクタバ、مكتبة」、本屋⇒「マクタバ、مكتبة」などがあります。
ですので動詞を見つけたら、どんな単語が作られているのか調べてみましょう。数珠繋ぎで覚えることができますよ。
名前からボキャブラリを増やす
人の名前の意味を調べ、例文を作り語彙を増やすのはいかがでしょう?
アラビア語の名前の例
(女の子)
ヌール نور⇒光
サルマ ⇒سلمى 平和な
アマル ⇒آمل 希望
(男の子)
ジダン ⇒ زيدان 成長
アリ ⇒ عالي 高み
ゼイン⇒زين 美しさ
(例文)
سلمى قالت، السلام عليكم
“サルマ カーラットゥ アッサラーマレイコン”
サルマ(平和)さんが、こんにちは(あなたに平和が訪れますように)
と言いました。
など、お互いの名前の意味を教えあったり、名前にちなんだ例文を作ってみたり、コミュニケーションを取りながら、ボキャブラリーを増やせそうではないでしょうか?
以上いかがでしょうか。
単語だけでは覚えにくいので、絵と一緒に覚えたり、例文を作ったりしましょう。そして、例文がスムーズに読めるまで音読が出来れば、きっと語彙が増えることでしょう!