今は辞書の種類がたくさんあって、用途別に利用できるから便利ですよね。それぞれどんなメリットがあって、どんな風に駆使してみるといいのでしょうか。
オンライン辞書
ネット環境があればいつでもどこでも手軽に調べられるのがオンライン辞書の良いところですよね。しかも無料のものがほとんどです。学習を手助けする機能もついているので、ついそっちに夢中になってしまうこともあります。
アルクの英辞郎on the webなどは、専門用語や、そんなに大勢の人が知らないニッチな言葉も調べると出てくるので、専門分野の方やプロの翻訳家が愛用しているそうです。
効率よく時短になるので、納期が迫ってきているときなど、とても便利ですよね。プロではなくても締め切り日まで間もないレポートや提出書類のときでも使えるでしょう。
もちろん時間があるときは学習機能部分で遊ぶと面白いですが、どちらかというとオンライン辞書は時間が足りないときに、しかも調べ物をしながらの仕事に使うのに向いていると思います。
電子辞書
先日バスの中で立ちながらテキストを開いて勉強している高校生がいました。わからない単語があったのか鞄から電子辞書を取り出してパパッと打ち込んでいるのを見て、形状がちょうどいいなぁと思ったんです。
形はノートパソコンだけどあんなに大きくないし、スマホよりは小さくないから打ち込みが早くできるんですね。バスの中で少し迷惑でしたが、移動中の隙間時間でも使えるんだなと感心した次第です。
電子辞書も時短になる優れものですが、調べ物の必要がない、純粋に単語や熟語の意味を知りたいときに向いている気がします。より勉強向きですね。
英和・和英・英英のみならず、国語辞典、広辞苑、なども入っていることが多いです。中には「家庭の医学」や「冠婚葬祭のマナー」なんていうのまで入っていて驚かされます。いざというとき役立ちますね。持ち運びできるから結婚式に持って行ったりして。
英検・TOEIC・TOFELなど英語試験対策に特化したものや、中高生向けに5教科すべてに対応したものなど多種多様です。外出先で試験勉強をするのに適しているのではないでしょうか。
紙の辞書
昔ながらのものなので愛着がある方も多いかもしれませんね。重くてかさばるので外出どきには不向きです。だけど家でじっくり時間をかけて勉強するときは紙の辞書がやはり一番向いていると思います。
オンライン辞書や電子辞書の液晶画面はずっと見ていると目が疲れたりかすんだりするので長時間の作業には向いていません。デジタルデトックスしながら勉強ができるのは紙辞書のメリットです。字が大きいことが前提ですが。
そして書き込みをしたり、線を引いたり付箋をはったりなど、自由度の高い使い方ができることも魅力です。見開きなので調べた単語と同じページに載っているほかの単語もついでにチェックすると新しい発見があったりして楽しめますね。
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場面場面で使い分け
それぞれの特徴やメリットなどをあげてみましたが、どれもいいところがたくさんありますよね。一つに絞らず全部揃えてみて、そのときの自分の状況に合わせて使ってみてください。