トルコ語で「~があります」という存在文を作ってみましょう。
「私は~を持っています」「~がいます」という所有文も、同じシステムで作ることができます。
文法的には英語と異なり、どちらかというと日本語に近いのかも、と思ったりします。
トルコ語で「〇〇には~があります」という文の作り方、さっそくチェックしてみましょう。
トルコ語で「ある」「ない」を意味する言葉
トルコ語には「ある」「ない」を意味する言葉があります。
var:ある
yok:ない
トルコ語の存在文では、これらの単語を使って表現します。
英語やその他ヨーロッパ言語のように「~を持っています」といういい方はしないのですね。
どちらかというと、日本語に近いのかな、なんて思ったりもしています。
ただし、トルコ語の存在文の作り方は、日本語とも少し異なる特徴があります。
「AのB」+var=~がある
以前、「AのB」という所有フレーズの作り方を紹介しました。
トルコ語で「~がある」といういい方は、所有フレーズのあとに「var」をつけるだけなんです。
「AのB」所有フレーズの作り方はこちらで紹介しているので、復習してみてくださいね。
Benim bir köpeğim var.
(私は犬を一匹飼っています=I have a dog.)
Bizim sütümüz var.
(私たちには牛乳があります=We have milk.)
Senin ekmeğin var.
(あなたはパンを持っている=You have bread.)
Sizin kahveniz var.
(あなた方はコーヒーがある=You have coffee.)
Onun bir adı var.
(彼には名前がある=He has a name.)
Onların birası var.
(彼らにはビールがある=They have beer.)
Elif’in arabası var.
(エルフは車を持っている=Elif has a car.)
Kızın çok etekleri var.
(その少女はたくさんのスカートを持っている=The girl has many skirts.)
「AのB」+yok=~がない
トルコ語で「~がない」といういい方は、所有フレーズのあとに「yok」をつけるだけです。
Benim kedim yok.
(私には猫がいません=I don’t have a cat.)
Bizim şekerimiz yok.
(私たちには砂糖がありません=We don’t have sugar.)
Senin yemeğin yok.
(あなたは食べ物を持っていません=You don’t have food.)
Sizin pastanız yok.
(あなた方にはケーキがない=You don’t have cake.)
Onun yumurtası yok.
(彼には卵がない=He doesn’t have eggs.)
Onların çayı yok.
(彼らにはお茶がない=They don’t have tea.)
Hamza’nın tuzu yok.
(ハムザには塩がない=Hamza doesn’t have salt.)
トルコ語で「○○には~があります/ありません」
トルコ語で「○○には~がある/ない」を表現する方法を紹介しました。
それほど難しくはありませんが、英語などとはまったく異なる発想になります。
ですので、英語を介して考えるとわかりにくくなるかもしれませんね。
まずは、トルコ語で「ある」「ない」を表す述語「var」「yok」から覚えてみてください!