皆さんは、フランスってどんな国? と聞かれて何を思い浮かべますか?料理 、ワイン、ファッション・・・色々あると思いますが、“恋人達が愛を囁く国”というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。フランス映画のシーンみたいな、寄り添って愛を語り合う恋人達。これは、映画の中だけの世界ではありません。通りで、公園で、川のほとりで、メトロの中でフランスの恋人達は、愛を囁き合っているのです。
もし、フランス人と恋に落ちたら!?
今日は、そんな時に使えるいくつかのフレーズをご紹介します。
Bonjour, mon amour. (ボンジュール、モナムール)
フランス語では、愛する人を呼ぶ時に、愛しさを込めて呼ぶ時に付ける愛称があります。
代表的なもので
mon chéri(モンシェリ : 男性)
ma chérie(マシェリ: 女性) =私の愛しい人
mon amour (モナムール) = 私の愛
mon coeur (モンクール) = 私の心
Bonjour, amour! (ボンジュール、モナムール)
Bonne nuit ma chérie (ボンヌ ニュイ マ シェリ)=お休み私の愛しい人
という風に、bonjour, merci(メルシー=ありがとう), allo(アロ=電話のもしもし)など、普段のさりげない挨拶の最後につけるだけで、愛が伝わります。
Tu me manque! (チュ ム モンク) = さみしい!
manquerという動詞は、”足りない”という意味で、直訳すると「君が僕に足りない=(君がいなくて)寂しい」という意味になります。
まだ恋人までは発展していないけど…という時にも使えそうですね。
応用編だと、
Ta voix me manque. (タ ヴォワ ム モンク)
“君の声が僕に足りない”=君の声が聞きたい
mailや手紙などで使うとキュンとなっちゃいますね。
Je t’aime! (ジュテーム)=君を愛してる!
フランス語を知らない人でも、このフレーズは知っているかもしれません。
“愛している”という、ストレートで究極の言葉です。
とても大切な言葉なので、とっておきの大切な人に使って下さいね。
注意
とっても不思議な事ですが、”Je t’aime” の後に”beaucoup(ボクー)=たくさん”とか”bien(ビヤン)=良く、とても” などJe t’aime以外の言葉がついていたら、それは「すごく愛している」ではなく「(人として)とても好きだよ」という意味になってしまい、愛の言葉ではなくなってしまうのです。ですので、誰かに”Je t’aime beaucoup!”と言われても「この人、私を愛しているですって!?」と舞い上がってしまわないように気をつけて下さい!!!
Je t’aime. はとても重い言葉なのに、Je t’aime beaucoup. はけっこう軽い… フランス語の不思議です。
フランス人と恋に落ちたら、こんなフレーズを使ってみて下さいね。
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執筆者:hanico(ペンネーム)
プロフィール:芸術・音楽・文化・食を愛し、英語を学びフランスに暮らした経験から、生きた外国語について楽しくお伝えしたいです。