飲み物を入れたコップやグラスが空になりかけると、よく「Would you like a top-up?」と聞かれることがあります。
なんとなくその場の雰囲気で意味がつかめそうですよね。
今回は、あらためて「top up」の意味と使い方をまとめてみました。
「top up」の意味と使い方
「top up」は動詞(句動詞)として使われたり、「top-up」とハイフンでつなげて名詞として使われたりします。
いずれも、
- 飲み物などをいっぱいに満たす
- (プレペイドカードなどを)チャージする
などといった意味で使われます。
主にイギリス英語で使われることが多いです。
飲み物などを「top up」する
例文を挙げて紹介します。
Don’t top up my cup until I finish drinking it, please.
(飲み終えるまで補充しないでちょうだい)
Your glass is almost empty. Would you like me to top it up?
(グラスがほとんど空だよ。注ぎ足そうか?)
「top-up」とすると「(飲み物の)お代わり」という名詞として使うことができます。
Would you like a top-up?
(お代わりしますか?)
Anyone ready for a top-up?
(お代わり、ほしい人は?)
この場合、動詞「refill」と同じ意味と考えてよいでしょう。
Would you like me to refill your cup?
(お代わりはいかがですか?)
チャージするという意味で使う「top up」
「top up」には、「(プリペイド式カードなどを)チャージする」「(銀行口座などに)お金を補充する」という意味もあります。
Can you top up my card, please?
(カードをチャージしてもらえますか?)
この場合は、動詞「recharge」と同じ意味になります。
Can you recharge my card, please?
(カードをチャージしてもらえますか?)
I went to the shop to top up my phone.
(プリペイド式携帯電話をチャージするためにお店に行ってきた)
「top off」という言い方もあるが…
よく似た表現に「top off」という言い方があります。同じような意味で使うことも可能なようですが、私の周辺では「top up」の方が圧倒的によく耳にします。
「液体で容器を満たす」というニュアンスで使う場合、「top off」は、主に米国において、「ガソリンをタンク一杯に補充する」という意味でよく用いられます。
Can you top off the gas, please?
(ガソリンを補充してもらえますか?)
アメリカやカナダで車にガソリンを補充する場合、セルフで行うことが多いのですが、州によってはガソリンスタンドの店員さんがやってくれることもあるようです。そんなときに、使えるのが上のフレーズです。