中国語を勉強している皆さんにぜひお薦めしたいのは、中国の映画やドラマをたくさん観ていただくことです。映画やドラマにはその時の流行や、生活で使えるフレーズがちりばめられているので、ヒアリング力を鍛えたり、中国文化を理解するうえでとてもいい方法だと思います。
ドラマで中国語を学ぼう!
今日は、私が中国語を勉強し始めた時に先生がクラスで見せてくれたドラマをご紹介したいと思います。とても有名なドラマなのでご存知の方もいるかもしれません。
《家有儿女》(英語:Home with Kids,2005年2月12日~2007年)
このドラマは中国の一般家庭をモチーフにしたもので、主人公はとある5人家族です。
お喋りで明るいお母さんと優しいお父さん、娘が一人とわんぱくな息子が2人の家族なのですが、お母さんとお父さんは再婚同士で、長女と次男はお父さんの連れ子、長男はお母さんの連れ子です。
このドラマが放映されていたのは一人っ子政策真っ只中の2000年代中盤なので、この家族のように子供が3人もいるのはとても珍しいことです。
ドラマにはお父さんとお母さんの離婚したパートナーが出てきたり、愉快なお友達が居たりととても賑やかで、楽しめる内容になっています。
私はこのお母さん役の宋丹丹さんの話す中国語がとても好きで、まねをしながら中国語の勉強をしていました。(宋丹丹さんは今では中国を代表する大女優の一人です。このドラマが代表作ですが、ほかにも数々の映画や連続ドラマに出演されています。)
中国のテレビ番組は字幕付き
また、中国のテレビ番組のいい点は、ほぼすべての番組に字幕スーパーがついていることです。これは中国語学習中の身からするととてもありがたいですね。
中国は数多くの方言があり、地方によっては標準語とは全く違う発音で話しているようなところもあるため、字幕を付けていると聞いたことがあります。
テレビを見ていてわからない単語があれば、字幕を見てメモをして、後で調べたりすれば勉強になりますよね。
興味のある方はYoutubeを検索してみて
ドラマの内容についてはこちらで詳しくご紹介するのを控えたいと思いますが、楽しく観られるドラマなので興味のある方はぜひチェックしてください。
Youtubeなどでも見られるチャンネルがあるみたいです。私が初めてこのドラマを観たのは、日本で中国語のクラスに居る時でしたが、その後北京に留学をした時にもクラスで先生がこのドラマを勧めてくれました。中国語を勉強するときの教材として使われているみたいです。
余談ですが、中国のドラマや映画では食事のシーンがよく出てきます。(ご紹介した「家有儿女」でもほぼ毎回食事のシーンがあります)中国人にとって、食事がいかに大切なのかがよく分かりますね。
ぜひ中国ドラマや映画を活用して、中国語学習に役立ててみてください。