「会う」という英語表現「森の中でクマさんに会いました」の会うはどの動詞を使う?

「会う」という英語表現「森の中でクマさんに会いました」の会うはどの動詞を使う?

「森の中でクマさんに会いました」これを英語ではどう言えばいいのでしょうか、という記事を先日書きましたが、今回その続きです。

今日は「会う」とか「見た」という意味の単語を比較してみようと思います。

「偶然出くわす」と「会う」

forestとwoodsの違い

I bumped into a bear in the woods.

I met a bear in the woods.

この2つの文は、どちらも「森の中でクマに会いました」という意味になります。bumped into(原型:bump into)は、ばったりと出会う、予期せず出会うという意味の動詞です。日常的によく使われるのは過去形で用いられることが多いです。

目的語は人でも物でも可能で、例えば「bumped into a tree」というと木にドンとぶつかったという意味になりますし、「They bumped into each other on the street yesterday(彼らは昨日道端で偶然出会った).」という言い方もできます。

met(原型:meet)は、「会う」という英訳で一番に思いうかべる動詞でしょう。この2文を比較した時、meetを使った方は、「ばったり出くわす」とか「偶然」というニュアンスが弱くなります。

動詞meetについて

フランス語とスペイン語の違い

meetは日常的にとてもよく使う動詞で、約束がある「出会い」にも、偶然の「出会い」にも使うことが可能です。日本語でも会議のことを指して「ミーティング」といったりしますが、英語でも同じ意味でmeetingと使うことができます。

ちなみに、似た言葉でconferenceがありますが、conferenceの方がmeetingよりも規模が大きく正式なもの(formal)と区別できます。conferenceは場合によっては数日にわたる大きなイベントを指していることもあり、一方のmeetingは、比較的小さな会議や身内だけのカジュアルな話し合いも含めることができます。

ついでに言うと、動詞meetは後ろに要求(requirement)や条件(condition)をとり、「(条件や要求に)合う」という使い方もできます。

動詞spotについて

コアラを見た

もう一つ、「森の中でクマを見かけた」といいたいとき。

I spotted a bear in the woods.

という言い方ができます。このときのspotは動詞として使っていますが、「見分ける」とか「見かけた」という意味で使われることがあります。例えば

Hey, look! did you spot the fox?
(ねえ、ちょっと、今キツネ、見た?)

Can you spot the mistake?
(間違いが見つけられるかな?)

といったりできます。

  • I bumped into a bear in the woods.
  • I met a bear in the woods.

この2つの文では、相手のクマも「私」の存在に気付いているのに対して、「I spotted a bear in the woods.」といった場合、相手のクマは「私」に気づいているかどうかはわかりません。

また、この動詞spotは、視覚的なものだけでなく、聴覚的な意味で使うこともできます。

例えば、英語音声素材をリスニングした後、先生はこう質問するかもしれません。

Did you spot why she really likes Japan?
(彼女がどうして日本のことをとても好きなのか、聞き取れましたか?)

以上、「会う」「見る」という意味での動詞3つを比較してみました。最後に紹介した動詞としてのspotは、私が個人的に好きな単語ですが(笑)、使いこなせるとちょっとかっこいいと思います。ぜひ、使ってみてください!

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