「自分へのご褒美」なんていい方をすることがありますね。このときの「ご褒美」は、英語ではどういえばいいのでしょうか。
「褒美」を表す英単語はいくつかありますが、「自分へのご褒美」といいたいときに使える単語は限られてきます。
今回は、「自分へのご褒美」という英語表現を紹介します。
treat myself
「自分へのご褒美」を英語では「treat myself」ということが多いです。ネイティブの日常会話でもよく使われます。
「treat」は名詞として使うと「もてなし」「ごちそう」という意味を持ちますが、「treat myself」とすると「(めったにしないけど)自分に何かを与えてあげる」という意味になります。
「treat myself to+モノやこと」という形で用います。
I will treat myself to a bottle of champagne.
(自分へのご褒美にシャンパンを飲もう)
You worked so hard that you should treat yourself (to something nice).
(頑張ったのだから、自分に(何か素敵な)ご褒美をあげよう)
If I pass the English exam, I will treat myself to something special.
(もし英語の試験に合格したら、何か特別なものを自分にご褒美をあげようと思っています)
また、「treat」を名詞として使って、「a treat for myself」ということもできます。
I decided to travel to Europe for my next vacation. It was not cheap, but it’s a treat for myself.
(次の休みはヨーロッパに旅行することにした。決して安くはないが、自分へのご褒美だ)
「a special treat」といういい方もよく行われます。
I’m so tired that I should have a special treat for myself.
(疲れているから、自分への特別なご褒美をあげなくちゃ)
reward myself
同じような表現に「reward myself」があります。具体的にどんなご褒美を与えるのか述べたいときは、あとに「with」をつけて表します。
I rewarded myself with having a hot bath.
(私は自分へのご褒美として、熱いお風呂に入りました)
You should reward yourself (with something nice).
(自分に(何かいいもので)ご褒美をあげるといい)
He is going to reward himself with a fancy spa.
(彼は自分へのご褒美として高級スパに行くつもりだ)
spoil myself
「spoil」は「甘やかす」という意味の動詞ですが、「spoil myself」というと、「自分にご褒美をあげる」というニュアンスが出てきます。
「spoil myself with~」という形で使うことができます。
Because I worked so hard, I’m going to spoil myself with a big glass of wine.
(頑張ったから、自分へのご褒美としてワイン大グラス一杯を飲もう)
You can spoil yourself sometimes.
(たまには自分へご褒美をあげたら)
たまにはご褒美を
何かをがんばっているとき、ご褒美があると思うとやる気が出てきますね。英語学習においても同様だと思います。
目標を決めて、それを達成した暁には十分に自分を甘やかせてあげてください。