だれかとちょっと話がしたいとき、英語で切り出すにはどんな表現が適切なのでしょうか。
「ちょっと話せますか」に相当するいい方はいくつかあります。
カジュアルな会話かフォーマルな会話か、あるいはシチュエーションによってうまく使い分けできるようになりたいものです。
今回は「ちょっと話せますか」を表す英語表現を主に3種類取り上げます。
Can I talk to you for a minute?
「ちょっと話せますか?」を英語でいう場合、もっとも連想しやすい文ではないでしょうか。
「Can I ~」を「Could I ~」にするとよりていねいないい方になりますが、いずれにしても、比較的カジュアルなシーンで使われる表現です。
友人や家族など、わりと近い人間関係の方に語り掛けるフレーズとして、とても自然ないい方です。
バリエーションとして、以下のようないい方もできます。
- Can I talk to you for a second?
- Can I talk with you for a minute/a second?
- Can I speak to you for a minute/a second?
- Can I speak with you for a minute/a second?
Do you have a second?
「Do you have a moment/a minute?」といっても同じです。
直訳すると「ちょっと時間ありますか?」になりますが、単に時間があるかを尋ねているのではなく、たいていは「相手と話したいことがある」ことを示唆する質問として使われます。
たとえば、ちょっと用事があって電話をかけたとき、オフィスでばったり出会って話したいことがある場合などに使います。
特に相手が一人でそこに(あるいは電話口)にいるシーンで使われます。
逆に、相手が一人だけでなく他の人といっしょにいる場面では、次のフレーズが使われることが多いです。
Can we have a word in a minute?
「私たち、ちょっと話を持つことができますか」になりますが、「Could I have a word with you?」ということもできます。
これは、話をしたい相手以外にも他人が同じ空間に存在しているときに、よく使われます。
「Can we have a word in a minute?」あるいは「Could I have a word with you?」というと、その人と二人で話したいことがあることを暗示します。
グループの中にいる人を一人だけ呼び出す際に使われるフレーズです。
上手く使い分けたい3つのフレーズ
「ちょっと話せますか」という意味の英語表現として3つのいい方を紹介しました。
いずれも英語ネイティブが日常的によく使っているフレーズです。
シーンやそのときのシチュエーションによって、うまく使い分けてみてくださいね!