英語を勉強しよう!と思いたったら、まず何をするでしょうか。
最近はオンラインでの英会話レッスンもありますし、英語学習教材やテキストも膨大な数のものが出回っています。
でも、英語勉強の初心者の場合、「とりあえず最初は独学で…」と思われているかもしれません。
英語の勉強は独学でも可能です。しかし、独学には決定的な欠点があります。
英語勉強の独学では相互作用的な練習は困難
英語の勉強を独学で行う場合の最大のデメリットは、インタラクティブなトレーニングができないということです。
インタラクティブ(interactive)とは、「相互作用的な」「双方向の」という意味です。
その対義語は「一方的な」「一方通行の」という意味になると言えば、もう少し分かりやすいかもしれません。
そもそも独学というのは、教師や師匠などにつかず自分一人で学習することをいいますよね。基本的に、一人ではじめて一人で完結させる勉強の方法です。
当然ながら、誰かと双方向の(インタラクティブな)やりとりをして練習するということができません。
英語の勉強ではインタラクティブな練習が必須
英語を勉強する目的は人それぞれです。TOEICや英検などの資格に合格するためだけに勉強したいという人もいるでしょう。
そのような場合は、英会話力を必要としないので、独学でもあまり問題はありません。
しかし、英語話者とのコミュニケーション力を高めたいという目的で英語を勉強するのであれば、インタラクティブな練習は必須です。
そういう意味では、完全独学で英語を勉強することには決定的な欠点があるといえるのです。
英語勉強におけるインタラクティブな練習とは
それでは、英語の勉強におけるインタラクティブな練習とは具体的にどのようなことをいうのでしょうか。
簡単に言えば、会話練習のことです。
会話練習は、自分のほかに相手がいて、その人と英語でコミュニケーションをするトレーニングですよね。
直接会って英語で話す以外に、英文メールをやり取りしたり、英語でチャットをするというような行為も「インタラクティブな練習」になります。
生身の人間であれネットの向こう側の人物であれ、相手がいて、相手の反応に合わせてこちらからレスポンスを返すトレーニングです。これにより、英語に対する瞬発力や柔軟性を養うことができるのです。
英会話練習には投資してきました
私はケチなので、できることなら英語学習にお金をかけたくないと思ってきました。そんなケチな私でも、英会話練習にだけは自己投資してきたつもりです。
英語は独学で習得するのは無理、とまではいいません。でも、コミュニケーションとしての英語を身につけるには、独学ではできないことがあるという点を理解しておきたいですね。