誰か、がっかりしている人がいたり、起こるかもしれないよくないことを心配している人がいる場合、「だからってそれが最悪の事態ではないよ」といって慰めてあげたいものです。
このようなシーンで使える英語表現に「not the end of the world」といういい方があります。
今回は、このフレーズを使った例文を紹介しておきます。
not the end of the world の意味
よくない出来事が起こっている、あるいは怒りそうだけど、「まだ最悪の事態よりはマシだ」と相手を慰めたいときに、英語ネイティブがよく使うフレーズがあります。
It’s not the end of the world.
直訳すると「世界の終わりじゃない」という意味になりますが、要するに「最悪の事態ではない」というニュアンスで使います。
「not the end of the world」は辞書にも掲載されていて、次のように定義されています。
not the worst thing that could happen
https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/not-the-end-of-the-world
(起こりうる最悪の事態ではない)
not the end of the world を使った例文
not the end of the world を使った例文を紹介しておきます。
If he doesn’t come to our wedding party, it won’t be the end of the world.
(もし彼が私たちの結婚パーティーに来なかったとしても、それは最悪の事態ではない)
If you have to leave him, it’s not the end of the world. It might be difficult for a while, but you will be fine as time passes.
(もし彼と別れなければならなくなったとしても、それは世界の終わりではないよ。しばらくは辛いかもしれないけど、時間が経てば大丈夫だから)
Failing the exam doesn’t have to be the end of the world. Take it easy!
(試験に落ちても、この世の終わりにはならない。気楽にいきましょう!)
We might miss the next train, but it isn’t the end of the world.
(次の電車に乗り遅れるかもしれないが、最悪の事態というわけでもない)
You thought it was the end of the world when you couldn’t make it today, but of course it was not. We always have tomorrow.
(今日がダメだ、この世の終わりと思ったあなた、もちろんそんなことはありません。私たちにはいつも明日がある)
慰めてあげる、ポジティブな意味での「not the end of the world」
「not the end of the world」という表現、ポジティブでとてもいいフレーズだと思います。
がっかりしている人や心配している人、あるいは自分自身に対しても、「最悪の事態じゃないよ」といって励ますことができる言葉です。
もし周りに、何かよくない事が起こって落ち込んでいる人がいたら、こういって慰めてあげてくださいね。