日本語は「案の定」は、予想していた通りに物事が起こったときに使います。
日本語ではおおよそあまりよくない事柄にたいして使いますね。
この「案の定」を英語で表現するには、どのようないい方があるでしょうか。
sure enough
日本語の「案の定」に相当する英語表現に「sure enough」といういい方があります。
ただし、英語の方は好ましいことにも良くないことにも使うことができます。
They have a few players injured, and sure enough, they lost.
(何人か怪我をしている選手がいて、案の定、負けた)
I told my daughter not to leave the key inside, and sure enough, she left it.
(娘に鍵を中に置き忘れてはいけないと言ったが、案の定、置き忘れた)
They stayed late the night before, and sure enough, they overslept.
(彼らは前夜遅くまで起きていて、案の定、寝坊した)
Sure enough, his legs improved a lot.
(案の定、彼の足はだいぶ回復した)
as expected
「期待していた通りだった」という意味で「as expected」という表現も使うことができます。
このまま文頭に置くか、「as I expected」とすれば文尾に置くことも可能です。
これも、ポジティブなこと、ネガティブなことに関わらず使うことができます。
As expected, he came late as usual.
(予想通り、彼はいつものように遅く来た)
As expected, she passed the exam.
(予想通り、彼女は試験に合格した)
They lost all of their money as I expected.
(予想通り、彼らは全財産を失った)
just as I thought
「思った通り」というなら「just as I thought」という表現が使えます。
Just as I thought, he lost all his money.
(私が思ったとおり、彼は全財産を失った)
Just as I thought, we won the game!
(思ったとおり、私たちはゲームに勝ったよ)
The kids overslept just as I thought.
(思った通り、子供たちは寝坊した)
See?
「ほら」「やっぱりね」というようなニュアンスで「See?」ということもあります。この場合、語尾を上げるイントネーションでいいましょう。
I worried about her. And see? She failed the exam.
(心配したんだ そして、ほら?彼女は試験に落ちました)
See? I knew it would happen.
(ほらね?こうなることはわかってた)
「案の定」に相当する英語はよいことにも使う
今回は「案の定」に相当する英語表現を紹介しました。
「案の定」は、日本語では通常あまりよくないことに使いますが、英語表現はいずれも、ポジティブ、ネガティブに関係なく用いることができます。
「思った通り」「期待していた通り」という発想から、英語で表現するとよいでしょう。