これから中国語を勉強しようとしている方の中には、独学でチャレンジしようと考えている方や、何から手を付けていいかわからない!という方もいるかもしれません。今回は、私なりの勉強方法に対する考えをお話していきたいと思います。
独学よりもレッスン受講を
まず、まったくゼロからのスタートの場合、できれば独学ではなく、教室などに通って基礎を学ぶことをお勧めします。社会人の方でも通えるように、夜間に中国語講座を開いている大学などもたくさんあります。まずはそちらで発音の基礎と、簡体字に慣れることが大切です。
特に、発音に関しては中国語会話においてかなり重要なウエイトを占めます。(ご存知の方も多いと思いますが、中国語は同じ発音でも声調が違うと意味が変わったり、似ている発音の言葉もあるので間違えると意味が通じなかったりします。)ですので、発音はネイティブの先生から習うのがおすすめです。
基礎力を付けたら実践的な中国語を
基礎がある程度固まって来たら、今度は実践しながらの学習がお勧めです。
中国語のドラマや映画などから入り、慣れてきたらニュース番組などを観るようにしてください。これでヒアリングと語彙が鍛えられます。
中国語のセリフをシャドーイング(後について発音すること)してみることで、スピーキングの練習にもなりますので、教科書にそって勉強だけしているよりもこちらを頑張る方が実用的です。
また、ドラマや映画などを観ることで、実際に「今現在」使われているホットなフレーズを学ぶことができますし、実際に生活していくうえで必要な中国語を学びたい方には、この方法が手っ取り早いかもしれません。
中国人と交流の機会を増やす
もし身近に中国人の友人がいる場合や、交流会などが開催されている場合は、実際に中国人と会話をしてみることが上達への一番の近道です。
会話をすることで、耳も慣れてきますし教科書には載っていないフレーズや会話の雰囲気をつかむことができます。分からない言葉があればすぐに聞くことができたり、発音の間違いなどに気づいたら、すぐに教えてもらいたいと伝えておけば、その場ですぐに正すことができますよね。
やはり、生身の人間との会話が一番効果的な勉強方法です。
積極的に中国語を使ってみる
これは中国語に限らない話だと思いますが、言語の学習で大切なことは実際に使ってみることだと私は思っています。特に中国語は、方言が多いので、中国人同士でもうまく意思疎通ができないことがあります。
ですから、多少相手につたわりにくくても、ひるまず、自分のいいたいことを伝える努力をしてみてください。
教科書に沿って勉強をすることも大切ですが、それでは応用がきかないことも多く、結局実践では使えない、という事になってしまいます。ぜひ、実際にネイティブ相手に会話をする機会を探し、どんどん積極的に中国語を使って話をしてみてくださいね。