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子どもの習い事で人気の英会話、何歳から始めるべき?

英語

最近では、小学校でも英語の授業があるそうですね。語学を始めるのは、早けば早い方が良いという説があります。たしかに、子どもの脳は柔らかで、吸収するのも速いです。

子ども習い事でも英会話教室は人気があります。自分の子どもをバイリンガルに育てたいという親心はとてもよくわかります。しかし、一方で、あまりに早い時期での第2言語学習は、母国語の語彙や表現の習得を妨げる恐れがあるとの指摘もあります。

つまり、あまりに小さなころから英語学習を始めてしまうと、日本語の運用能力が悪くなるかもしれない、ということです。

ハーフの子供は母親と父親、どちらの言語を話す?

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photo credit: via photopin (license)

海外に住んでいると、日本人と日本人以外の夫婦はよく見かけます。間にできた子供はハーフになるわけですが、その子が両親どちらの言語を話すかはその夫婦次第です。

多くの場合、「母国語」と呼ばれるように、子どもは母親の言語を優先的に話す傾向があるという人もいます。確かに、特に就学前の小さなころは母親をと一緒に過ごす時間の方が、圧倒的に長いでしょうから、これは一理ありますね。

しかし、家庭で母親が父親の言語に合わせて会話をしていれば、だんだんと父親方の言語になってきます。学校に通うようになれば、その学校で用いられている言語が中心になるでしょう。

日本人なのに日本語がよくわからない子どもたち

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photo credit: bored via photopin (license)

海外に住んでいる人でも、日本人同士で結婚して子供がいる夫婦もいます。その子供は100%日本人なわけですから、当然日本語を話します。

しかし、その子をインターナショナルスクール(英語)や現地の学校へ行かせてしまうと、日本語以外の言語中心の生活になりがちです。友人や教師との会話もすべて、英語もしくはその他の言語です。家に帰れば日本語を話すという環境です。そんな状況では、日本人なのに、日本語が完璧ではない子どもになることがあります。

家庭で日常会話に用いる言語というのは意外と限られています。学校教育というのはやはり影響が大きいもので、英語の学校へ行けば、学校で習うことすべて英語で吸収します。政治、経済、科学、歴史、地理・・・、これらすべての語彙が、英語ベースで脳に吸収されるわけです。

そのような日本人の子供たちに、会ったことがありますが、日常的な簡単な会話は全く問題なくできます。しかし、やや難しい話になると、単語があまりよく分からないと言われてました。NHKニュースなどを聞いてもよく理解できないのだそうです。また、漢字は、一部読める文字もありますが、書けません。

同じ日本人としてはちょっと残念な印象を持ってしまいました。多分親御さんは、自分が海外に出た時に英語で苦労したので、子どもには英語の学校へ通わせてしまったのでしょう。

日本語の漢字を一から勉強するのは、英語のアルファベットを勉強するよりもはるかに難しいと思います。日本語というのは、第2外国語として学ぶ人にとってはとても難しい言語です。

私は、自分が日本語を母国語として身につけていることをラッキーだと思います。

私の子供時代は・・・

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photo credit: Hakurakuten Yama (白楽天山) boy via photopin (license)

とは言え、実は私自身、幼稚園のころから、習い事として英会話教室へ行かされていました。英会話教室と言っても、アルファベットを学んだりゲームをしたり歌を歌ったり、かなりお気楽な英語教室です。子どもの習い事はそんなものでしょう。

しかし、小学校に上がってから(私の時代はまだ、小学校で英語の授業はありませんでした)、もう少し、真面目な英語教室に行かされました。そこでは、きちんと「This is a pen.」と言った文法から英語を学ばれたのを覚えています。

おかげで、中学校に上がって初めての英語の授業では、まったく難しさを感じることなく、むしろ退屈なくらいでした。

というわけで、子どもの英語教室が全く無駄になるとは思いません。また、日本で英語教室に通ったくらいで、日本語が不自由になることもないでしょう。結果として、小さなうちから英語に触れておくことは、あとあとで英語に対する抵抗感がなくなるので、良いことだと思います。

タイトルの何歳から?という疑問に関しては、何歳からでも良いように思います。

バイリンガルの国に生まれた子供は何語を話す?

Sushi Making Party - 450
photo credit: Sushi Making Party – 450 via photopin (license)

例えば、もともとバイリンガルの国に住む子供たちは、生まれてすぐに2つ以上の言語に囲まれています。

しかし、それはそれとして、自然と受け止めているようです。最初はごちゃまぜに頭に入ってい来る複数の言語も、いずれ時期が来たら、淘汰され、整理されるようです。

たとえば、私の友人に日系2世で日本語と英語を話す女性がいます。ご主人は、英語が母国語の人なので、家庭内では完全に英語です。彼女自身、日本語よりも英語の方が流暢です。

二人の間に生まれた子供、ケンちゃんはもうすぐ5歳になります。母親はなるべくケンちゃんに日本語で話すようにしているので、ケンちゃんは日本語が分かります。

しかし、聞いて理解することはできても、日本語を話すことはないと言います。日本語で質問されても、答えは英語で返すそうです。ケンちゃんは、幼稚園に上がってから、フランス語の幼稚園なので、フランス語を話すようになりました。

このように、彼の頭の中には日本語と英語とフランス語が存在しています。時々、どの単語が何語なのか分からなくて、ごっちゃに話すこともあるみたいです。でもきっと、このままフランス語の学校に通い続けたら、フランス語が第1言語になるのでしょう。

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