少し前に、夫が仕事中、コーヒーをパソコンにこぼしてしまったことがありました。
テレワークでノートパソコンを使いながらコーヒーやお茶を飲むなんてシーン、増えたように思います。
そんなときに使える、「コーヒーこぼしちゃったよ」という英語表現を紹介します。
knock over
まず、
I knocked over a cup of coffee.
といい方があります。
「knock」はドアをノックするという意味もありますが、日本語でも「ノックアウト」と使ったりしますが、「倒す」という意味があります。
この場合、コーヒーカップを倒した、ひっくり返した状態を表現しています。
Hey! Your elbow knocked over my coffee!
(おい!お前の肘でコーヒーが倒れたぞ)
このような例文に「knock」という単語はピッタリです。その場のシーンがイメージできるのではないでしょうか。
おっちょこちょいな家族に向かって、
I will move your glass here so that you won’t knock it over.
(倒さないように、グラスをこっちに移動するよ)
ということもできますね。
spill
「spill(こぼす)」という動詞を使って、
I spilled coffee on my document.
(書類にコーヒーをこぼしちゃったよ)
ということもできます。
「spill(こぼす)」には「漏らす」という意味もあって、「コーヒーカップを倒してコーヒーをぶちまけた」というような華々しさ(?)は感じられないと思うのです。
どちらかというと数滴をこぼすようなイメージでしょうか。
get something on
また、例えば衣服などにコーヒーをこぼしてしまい、シミができたというシーンでは、
I got coffee on my white trousers.
(白いズボンにコーヒーをこぼした→コーヒーが付いた)
のように、「get」を使うことが多いです。
「こぼす」一つをとっても、英語ではいろいろな表現があるのですね。ぜひ、使ってみてください!