スマホがあれば外出先でも無料で手軽に辞書が引ける昨今、電子辞書の役割は取って代わられたのでしょうか。そんなことはないですね。
一台に入っているコンテンツの数はかなりのものですし、画面も大きく見やすいので勉強にはやはり電子辞書の方がおすすめです。でも種類がたくさんあって、英語学習の手初めには何を使っていいかわからないですよね。
どんな製品が英語学習に適しているでしょうか。以下のものをおすすめします。
シャープ Brain
初心者からビジネスで利用する人まで幅広く使えます。Brain Englishという基礎から実践までをステップごとに順に踏んでいける総合メニューが組まれています。この設定を使ってコンテンツをまんべんなく使っていくと無駄がなく効率的に勉強ができます。
そしてこのBrainシリーズ独自のコンテンツとして、情報通信技術の研究所が音声情報処理技術と外国語音声習得の研究成果を組み合わせて開発した、ATR CALLというものがあります。
そのほとんどは別売りでダウンロードをしなければならないのですが、この電子辞書にはATR CALL TOEIC L&Rテスト対策というコンテンツが初めから搭載されています。
TOEICは2016年5月に改訂されていますが、そちらにも対応しているのでこれから受験する方にはおすすめです。ちゃんとPart1から7までの問題を網羅していますよ。
その他、自己紹介の練習になるものやNHKの入門ビジネス英語を始めとするビジネス関連の英語表現集、原書は難易度が段階で分類されている名作ぞろいで、かなり使える場面が多い製品です。
カシオ EX-word 高校生モデル
【Amazon.co.jp限定】 カシオ 電子辞書 エクスワード 高校生モデル XD-Z4805WE ホワイト コンテンツ209 |
コンテンツがより初心者向きになっており、2016年度のNHK基礎英語1~3とラジオ英会話、そして人気学習アニメ動画のリトルチャロが入っています。
大学入試対策や英検対策も取り入れられており、キクタンとユメタンのシリーズ、英検は1~3級までの過去問集とドリルが入っています。発音アドバイス機能もあるのが魅力的ですね。
English Training Gymという機能で学習の進捗状況が数字やヴィジュアルで確認できるので、学習の偏りをチェックすることができます。
スマホやタブレットと連携して自分の学習履歴をネット上にアップすることができます。同じ製品を持っている別のユーザーが調べたことも知ることができるので知識の幅が広がりますね。
互いの進捗を共有することも可能です。ライバルがいると勉強が捗るのではないでしょうか。うまく使ってくださいね。
カシオ XD-Z9800
英語のみに特化しているので英和・和英・英英辞典の数が多いです。余計なコンテンツはなるべく削ぎ落してあるので真剣に英語だけ勉強したい方に向いています。
国際会議やスピーチでの表現集や論文や報告書の文型・文例集など、お仕事でやらざるを得ない状況になったときは咄嗟に使うことができるので職場のデスクに忍ばせておくのもいいと思います。
「絶対英語耳になる」シリーズも入っているのでリスニング強化も抜かりありません。しかし特筆すべきは、TOFEL関連のコンテンツが充実していることです。他の電子辞書ではここまでありません。いずれ受けるつもりで見てみるのはどうでしょう。
最新のものを購入しよう
気になる製品はありましたか。電子辞書も日々進化しています。辞書機能を使いこなすのはもちろん、豊富にある最新の学習コンテンツも使い倒して、今どきの英語と向き合って楽しく学習してください。