カナダ、モントリオールに住んでいるHanaです。海外にいて、意外と日本語が通じるシーンがあって、びっくりすることがあります。
今回取り上げてみるのは「マンガ」。
日本のアニメや漫画は海外で大人気!
・・・ということは、ご存知の方も多いかもしれません。コスプレなんかも有名で、アジアでも西洋でも、ときどきコスプレ軍団を公園などで見かけることがあります。
もともとの身体つきがグラマラスな西洋人の方が、アニメに出てくる登場人物のコスプレをしていると、なかなか、迫力があります。
日本のアニメや漫画から日本好きになる人も少なくありません。
「マンガ」「オタク」はそのまま通じます
日本では、ややもするとネガティブなイメ―ジに取られてしまうこともある「オタク」ですが、こちらではむしろポジティブなニュアンスで使われることが多いようです。
「オタク」という言葉が、日本を象徴すると思っている外国人もいます。
「アニメ」よりも「マンガ」の方が比較的通じやすいのかなと思います。「アニメ」の方は英語にも「アニメーションAnimation」という単語があるので、意味としては混同しやすいためかもしれませんね。
「マンガ」=日本産の漫画
日本語で漫画の定義というと、もともとは絵柄、吹き出しなどを基本としてストーリー描写する書籍のことだと思うんですよね(オタクの皆さん、違っていたら指摘してください、笑)。テキストのみで読ませる小説などと区別するときの呼称だと思われます。
しかし、それから飛躍して「マンガ」というのは日本のアニメ文化全体を意味していることもあります。
こちらでも、ローカル産の「マンガ」はありますが、私の周りだけかもしれませんが、それらは英語で「Cartoon」とか「Comics」などと呼ばれるのが一般的です。
「マンガ」でも通じますが、「マンガ」といってしまうと、日本産のものを指していることが多いと思います。ちなみに、日本産の漫画も英語その他の言語にたくさん翻訳されています。図書館でもそれ専門のコーナーがあるくらいです。
漫画家は英語でどういう?
もし日本の漫画家であれば、「Manga artist」と言ったりするようですね。でも、こちらで職業として言う時には「cartoonist」「comic artist」というような言い方をよく耳にします。
実は私の友人にもひとり「cartoonist」の人がいて、来年の夏まで日本に住んでいます。こちらの「cartoon」の絵柄も千差万別化してきていますので、いろいろなスタイルの「cartoonist」が活躍しています。