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IELTSってどんな英語試験?ざっくり概要を紹介します

ケンブリッジ大学 英語

留学のためのファーストステップともなる英語の試験。まだIELTSは、TOEICはもちろんTOEFLと比べても日本ではマイナーです。受験者数もTOEICとIELTSでは、大きく差があるようです。

そのため、IELTSに関する情報もまだまだ少ないようですね。今回は、IELTSのテスト内容(アカデミック・モジュール)について少し紹介しておきます。

1. Listening

英語のリスニング練習におすすめTEDトーク

時間は約30分です。しかしこの30分の後に、10分間解答を解答用紙に書く時間があります。

TOEICと異なり、IELTSではメモや答えを問題用紙にバリバリ書いてもいいので、とりあえず最初は解答用紙の方はほったらかしで問題ないです。

セクションは4つに分かれており、それぞれ10問ずつあります。

基本的にはセクション1から徐々に難度が難しくなっています。セクション1・2は日常会話的な問題で、セクション3・4はアカデミックな内容になっています。

答えは数字や言葉を指定単語数以内で書くものや、選択肢の中から選ぶものが多いです。スペルミスは不正解になるので気を付けないといけません。

2. Reading

英語のリスニングは、「多聴」と「清聴」のバランスが大切

時間は60分です。3つのパッセージに40問が出題されています。

単純に考えるとそれそれ20分を目安と考えるかもしれませんが、パッセージ1が最も簡単で、パッセージ3が最も難しいとされているため、15分・20分・25分という風に、後半のパッセージにかける時間を増やすことが高得点獲得のコツになります。

記号選択や「~単語以内で答えよ」という問題もありますが、Readingで最もクセのある問題は、文章の内容について「YES(TRUE)・NO(FALSE)・NOT GIVEN」で答える質問事項です。YESかNOはまだわかりやすいですが、NOかNOT GIVENかを選ぶのが難しいです。

3. Writing

ネットの英語サイトはリーディングやライティングスキルアップに役立たない理由

時間は60分です。グラフや図・イラストを150単語以上で説明する「タスク1」と、あるお題について自分の意見を250単語以上で書く「タスク2」があります。

「タスク2」の方がスコアにも影響するらしいので、「タスク1」は15分程度で書き終わらせ、「タスク2」に45分ぐらいは時間をさけるように心がけるのがおすすめです。単語のスペルミスといったケアレスミスには注意したいところです。

4. Speaking

独学で英語スピーキングを練習する、セルフトーキング

時間は11~14分です。パート1では自己紹介などの質疑応答、パート2ではお題が書かれたメモを試験官からもらい、1分間メモを書いたのちに1~2分のスピーチをするというものです。

パート3は、パート2に即した内容を試験官とディスカッションします。パート1は緊張をほぐすためのものであり、スコアに対するウェイトはパート2・3の方が重くなっています。

5. その他

パスポート、入国

IELTSの試験には、パスポートが必要となります。

1 DAYの場合、WritingとSpeakingの間には休憩時間があります。場合によっては数時間待たなければいけないので、試験会場と住んでいる場所が離れているとかなり暇を持て余すことになります。

  

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