ビジネスのシーンで、名刺交換したくなるときがありますよね。そんなとき、「英語でなんて言うんだっけ?」と戸惑ったことはありませんか?
「お名刺いただけますか?」とさらっと言えるように、「名刺交換」に関する英語表現をおさらいしておきましょう。
「名刺交換」は英語で何と言えばいいの?
「名刺交換」は英語で「exchange of business cards」ということができます。
「名刺」というと「名前が書かれているカード」という連想から「name card」といいたくなるかもしれませんが、これでは「名札」という意味になってしまいます。
「exchange of name cards」だと「名札交換」となってしまうので、おかしいですよね。
「名刺交換」に使う動詞は「exchange」 を使います。
よく似た単語に「change」がありますが、「change」には「交換」という意味の他に「変わる」「変える」など「変化」の意味合いも含まれます。
一方「exchange」は「交換」という限定的な意味しかなく、「名刺交換」にはぴったりの表現となります。
「名刺」に関する英語表現を例文で覚えよう!
名刺交換の際には、以下のようなフレーズがよく使われます。
名刺を渡すときには、このような言葉を添えて差し出すとスマートです。
Here’s my business card.
(私の名刺です)
名刺を忘れてしまったときは、慌てずこういいましょう。
Sorry, but I don’t have my business card with me.
(名刺を持ち合わせておらず、申し訳ありません)
相手の名刺が欲しいときには、「please」を添えてていねいに。
Could I have your business card, please?
(名刺を頂戴できますか?)
「名刺交換」に関する英語表現を例文で覚えよう!
日本では名刺交換に関するマナーがたくさんありますが、海外ではそれほど固い決まりはありません。
「いただいた名刺は(片手ではなく)両手で持つ」といった基本的なマナーに関しては、日本と同じように振舞っていれば、まず問題ないでしょう。
Generally, people exchange their business cards at the start or end of the initial meeting.
(一般的に、名刺交換は初対面の最初か最後に行われます)
When exchanging business cards, there are some etiquettes, one of which is to hold with both hands on the top corners of the cards.
(名刺交換にはいくつかのマナーがあり、そのひとつは両手で名刺の上部の角を持つことである)
It is better to suggest exchanging business cards privately, not in front of a group of people.
(名刺交換は大勢の前ではなく、個人的に提案するのがよいでしょう)
名刺は今でも大切なビジネスツール
今時名刺なんて、使っている人いるのかな?と思う人もいるかもしれません。
でも、自分やビジネスの情報を盛り込んで、必要なときにさっと相手に渡すことができる名刺は、現在でも重要なビジネスツールです。
いざというときに慌てないために、「名刺」や「名刺交換」に関する英語表現を身につけておきましょう。くれぐれも「Can I have your name card?(名札をいただけませんか)」なんて、いわないように!