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WearとPut onの違い:どう使い分けるべき?そしてwearとwearingの使い分けも

英語

着るという意味の動詞は「wear」を思い浮かべる人が多いでしょう。「put on」にも「着る」「身に着ける」という意味があります。

「wear」と「put on」、似たような表現ですが、ネイティブは使い分けています。

いったい何がどう違うのでしょうか。

「wear」と「put on」の違いと使い分け、また、「wear」と「wearing」、「put on」と「putting on」の違いについても説明します。

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「wear」と「put on」の違い

では、ここからが本題です。「wear」と「put on」の違いについて説明します。

前回、「重ね着」に関する英語表現を紹介しました。

その中の表現で、「服を着る/身に着ける」という意味で使った表現に、「wear」と「put on」があります。

どちらも「着る」と解釈できる言い方ですが、少し意味が異なる部分があります。

それは、「wear」が主に「着ている」という状態を表すのに対して、「put on」は「身に着ける」動作そのものを指すことが多いという点です。

ただし、実際には、2つの言い方を入れ替えてもほぼ同じ意味になる場合が多いです。

You must put on lots of clothes because it will be cold tonight.
You must wear lots of clothes because it will be cold tonight.
(今夜は冷えるから、しっかり着込んでいかないと)

In the Heian period in Japan, aristocratic women wore 12 layers of kimono for formal dressing.
(日本の平安時代の貴族女性は、正装として12重ねの着物を着ていました)

上の文では「過去の習慣」について述べており、「wear」の過去形「wore」を使う方がしっくりくるように感じます。でも、「put on」を使っても、ほぼ同じ意味で解釈されます。

In the Heian period in Japan, aristocratic women put on 12 layers of kimono for formal dressing.

「wear」と「put on」を置き換えることができないのは、次のようなパターンです。

(○)How long does it take for you to put on your make-up?
(×)How long does it take for you to wear your make-up?
(化粧をするのにどんだけ時間かかるの?)

化粧をする動作にどのくらい時間がかかるのかを訪ねているので、この場合は「put on」が正解です。「wear」には「身に着ける」という動作そのものを表す機能はないので、2つ目の文は誤りです。

(○)You feel cold because you don’t wear enough clothes.
(×)You feel cold because you don’t put on enough clothes.
(十分に着込んでいないから寒く感じるのよ)

上の文は現在形であるため、「着ている」状態を表す「wear」はしっくりきますが、「身に着ける」動作を表す「put on」は同じ現在形では違和感があります。

「put on」を使いたい場合は、以下のように過去形で用いると正しい表現になります。

You feel cold because you didn’t put on enough clothes.
(十分な服を身に着けなかったから寒く感じるのよ)

「wear」と「wearing」、「put on」と「putting on」の違い

「wear」と「wearing」、「put on」と「putting on」の違いについて確認すると、「wear」と「put on」の違いがより明確につかみやすくなるかもしれません。

「wearing」は「wear」の現在進行形ですので、「今まさに○○を着ている/身に着けている」という意味になります。

I wear glasses when I drive.
運転するときはメガネをかけています。
I am wearing glasses now.
今、メガネをかけています。

I always wear lots of clothes in winter. Today, I am wearing five layers because it’s very cold.
(冬にはいつもたくさん着込んでいます。今日はとても寒いので、5枚重ね着しています)

こう書くと、違いが分かりやすいのではないでしょうか。

1文目は現在形で「冬には重ね着をする」という習慣を述べています。2文目は「今日(今)まさに5枚重ね着している」という現在の状況について述べているので、現在進行形を使っています。

一方、「put on」は「身に着ける」動作そのものを表すため、「putting on」とすると「今まさに身に着けつつある」となり、要するに着替えの真っ最中であることを示唆します。

She is putting on a black dress in her room.
(彼女は自分の部屋でその黒いドレスを着ているところです)
She is wearing a black dress.
(彼女はその黒いドレスを着ている/身に着けている)

上の例文もそうですが、「wear」と「put on」の違いがよくわかるのは、それぞれの現在進行形を比較したときかもしれません。

She is wearing kimono at the wedding ceremony.
(彼女は結婚式で着物を着ている)
She is putting on kimono now.
(彼女は今着付けの真っ最中です)

また、誰かの身なり服装を表現する際には、「putting on」ではなく「wearing」あるいは「wear」を使うのが一般的です。

Do you remember what the thief was wearing?
(その泥棒はどんな服装をしていたか覚えていますか?)
He was wearing a green hat, a brownish checked shirt, jeans, a mask and sunglasses.
(彼は緑色の帽子と、茶色っぽいチェックのシャツ、ジーンズ、マスクとサングラスを身に着けていた)

上の例文では、「He was wearing」の動詞を「wore(wearの過去形)」に置き換えることもできます。

「wear」も「put on」も、服だけじゃない

すでに化粧をするという意味でこれらの表現を使いました。実は、「wear」も「put on」も日本語の「着る」よりも少し意味が広いのです。

英英辞典によると、「wear」は次のように定義されています。

to have clothing, jewellery, etc. on your body

Cambridge Dictionaryより

日本語では何かを体に身に着ける際、「服を着る」「ズボンをはく」「靴をはく」「眼鏡をつける」「帽子をかぶる」というふうに動詞を細かく使い分けますね。

でも、英語ではこれらすべて「wear」を使って表現できます。

I wear a lot of clothes in winter to protect me from the cold.
I put on a lot of clothes in winter to protect me from the cold.
(冬は寒さから身を守るため、たくさん着込む)

She only wears glasses when she reads.
She only puts on glasses when she reads.
(彼女は運転するときだけ眼鏡をかける)

Are you going to wear a Christmas hat at the party?
Are you going to put on a Christmas hat at the party?
(パーティーでクリスマス帽子をかぶるつもりなの)

He was wearing green trousers yesterday.
(彼は昨日、緑のズボンを履いていた)
He put on green trousers yesterday.
(彼は昨日、緑のズボンを身に着けた)

アクセサリーや化粧も「wear」「put on」でいうことができます。

Lots of married women wear a ring on the ring finger of their left hand in Japan.
Lots of married women put a ring finger on their left hand in Japan.
(日本では、多くの既婚女性が左手の薬指に指輪をしている)

It is recommended not to wear too much make-up at work.
It is recommended not to put on too much make-up at work.
(仕事中はあまり厚化粧をしないように推奨されている)

「wear」と「put on」の違いを知って、ネイティブ並みに使い分けよう!

「wear」と「put on」の違いについて説明してきました。

「状態」と「動作」の違いがあるという点を念頭に置いておくと、使い分けしやすいと思います。

実際の日常会話では、置き換えても意味が通るシーンが多いので、あまり神経質になることもないでしょう。

コロナが流行している現在、私の住むエリアではインドア施設におけるマスク着用が義務化されています。そこで、こんなふうに表現することもできます。

In Quebec, it is now compulsory to wear face masks in indoor public spaces. So he put on his mask just before entering the supermarket.
(ケベック州では、現在、屋内公共施設でのフェイスマスクの着用が義務付けられています。そこで彼は、スーパーマーケットに入る直前にマスクを装着した)

「状態」と「動作」の違い、感じていただけましたか?

ちょっとした違いですが、自然な使い方ができるようになると、ネイティブとの会話もスムーズになります。気を付けて使ってみてくださいね。

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