中国に留学していた時、好きで何度も見た中国ドラマが「好想好想談恋愛」です。
中国ドラマといえば、ストーリーも映像もあか抜けないものばかりだったものです。
そんな時、突然テレビからJazzyな音楽が流れてきて、思わず見たのがこのドラマです。
中国の大都市北京で暮らす4人の独身女性
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中心人物は、大都会北京に住む4人の独身女性です。それぞれ個性的なキャラクターですが、このドラマのテーマは「恋愛」。
毎回、彼女たちの恋愛話に終始します。
女性4人が主人公なので、とにかくよくしゃべります!
恋愛にまつわるありとあらゆる中国語の表現が学べます。しかも、ドラマ1回30分の間に、沈黙している時間が非常に少ない(笑)。
登場人物
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一人の男性に執着する谭艾琳(中国語で「恋愛する」という意味の「談恋愛」の音をもじったものです)を演じるのは、NHKドラマにも出演したことのあるジャン・ウェンリーさん。
毛納は、完璧な恋愛体質で、いろんな男性と恋愛することを人生で最も価値があるものと考えているタイプです。でも、一度惚れ込むとどっぷりハマってしまう一途な面もあります。
陶春(「サカる」という意味の「叫春」に音が近いです)は、結婚したくてたまらない女性です。結婚するために恋愛するという、毛納とは、全く正反対の恋愛観をもっています。
黎明朗(名前が既にかしこそう)は、中国語では「女強人」と呼ばれる、いわゆるキャリアウーマン。仕事をバリバリこなす彼女は、いつも年下のイケメンにハマってしまいます。
こんな女性たちの喜怒哀楽を、センスの良い映像と音楽でまとめあげたドラマです。
DVDで中国語を学ぶ
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中国語を学びながら、中国人の恋愛観や結婚観をかいま見ることもできます。
会話のスピードはかなり早く、語彙も幅広いので、中国語の勉強方法としては上級者向けです。
でもドラマそのものが面白く、恋愛に関してここまで語れるか、と感心します。
YouTubeでも見れますが、日本語の字幕が見たい人にはDVDの方がおすすめです。
ちなみに、中国のドラマは1回あたり30分と、日本のドラマに比べると短いですが、45回まであるので、見がいがあります(笑)。