昨日、動物たちの冬支度に関するテレビ番組を見ていて、「キャッシング」という言葉が気になりました。
日本語で「キャッシング」といえば、「cashing」のことで、主にクレジットカード会社のATMなどからお金を引き出すことを指しますよね。
秋の動物たちも「キャッシング」をしているという文脈で使われており、話の流れから「食料を蓄えること」「冬越し用の餌を隠しておくこと」なのではないかと思いました。
でも、「cash」にそんな意味が?そもそも動詞としての使い方があるのかな?と疑問に思い、調べてみたのです。
cash と cache の違い
調べてみると動物の行動としての「キャッシング」は「cashing」ではなく、「caching」で、元の動詞は「cache」と綴るようです。
「cash」も「cache」も発音はいずれも「kæʃ(キャッシュ)」で同じでした。
動詞としての「cache」は、もともとコンピューター用語として使われています。動物の行動における「caching」は日本語では「貯食行動」と訳されるようです(ウィキペディアによる)。
発音はまったく同じ
動物のキャッシングは、越冬のための食糧を蓄えておく目的以外に熟成させるために行うこともあるのだとか。食品を熟成させるのは人間だけだと思っていましたが、動物たちにもその知恵があるのですね!びっくりです。
少し専門的な言葉ですが、キャッシュには二つの単語があり、発音はまったくいっしょという事実だけでも覚えておくとどこかで役に立つかもしれません。