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「思い出す」を英語で表現する言い方「remind」「remember」の違いと使い方

英語

「思い出す」を英語で表現しようとすると、なかなかぴったりな単語が当てはまらないんですよね。

辞書で引くと、「remind」や「remember」が出てきます。でもその使い方は、日本語の「思い出す」とちょっと異なるので、しっかりと把握しておきましょう。

「remember」の意味と使い方

「remember」の意味は、「覚えている」「思い出す」になります。

「覚えている」という意味で使う「remember」

Do you remember me?
(私のこと、覚えてる?)
I still remember very clearly what you said to me that night.
(あの夜君が僕に言ったことを今でもはっきりと覚えているよ)

こういわれると、言われた方はちょっとドキッとしますね。

お酒が好きな人にとっては、こういうシチュエーションは日常茶飯事かもしれませんが、

She doesn’t remember how much wine she drank last night.
(彼女は昨夜どれだけワインを飲んだのか思い出せない)

「思い出す」という意味で使う「remember」

「思い出す」という意味で使う時には、副詞often、somethimes、suddenly、justなどとよく一緒に使われます。

I just remembered that I have an appointment on Tuesday.
(火曜日に約束があるのをちょうど思い出した!←過去形になることに注意)
I sometimes remember the things I forgot.
(忘れちゃったことをね、時々思い出すんだ)

今思い出そうとしているところなんだけど、と言いたいときには、

Do you remember where you put your glasses?
(眼鏡をどこに置いたか覚えてる?)

I am trying to remember now….
(今、思い出そうとしているんだ…)

思い出せないという時は、canの否定形を使って

I cannot remember her phone number.
(彼女の電話番号を思い出せない→覚えていない)

「remind」の意味と使い方

「remind」は似たような単語ですが、「思い出させる」という意味になります。何かがきっかけであることを思い出した、と言いたいときに使うことができます。

remind A of B「AにBのことを思い出させる」や、remind A+that節で「~であることをAに思い出させる」という使い方をします。

That song reminds me of my old friends.
(その歌を聴くと、古い友人のことを思い出す)
His story reminded me that I had a similar experience when I was younger.
(彼の話を聞いて、自分にも今より若いころ同じような経験があったことを思い出した)

この文ではremindedと過去形になっていますが、彼の話を聞いた時に自分の体験を思い出した、という意味で過去形になっています。

その他「思い出す」に関連したフレーズなど

その他にも関連した英語フレーズを少し紹介しておきます。

come up with

「思い出す」に似ているようでちょっと違うのがこの表現。考えが思い浮かぶ、見出すという意味で使います。

I came up with an excellent solution.
(素晴らしい解決策を思いついたよ!)

ring a bell

ピンとくる、感覚的に思い出すという意味になります。例えば、何か思い出そうとしている人に、ヒントになるようなことを使えて、こんな風に使えます。

I can’t remember where I put my glasses.
(目眼をどこに置いたか思い出せないんだ)

I think you were wearing them when you were reading a book on the sofa. Does that ring a bell?
(ソファで本を読んでるときにつけてたと思うけど、なんか、ピンときた?)

日本語的発想ではなく英語表現を覚えよう!

「思い出す」に関連した表現を紹介しました。日本語の「思い出す」にこだわっていると、なかなかこういう表現は使いこなせないかもしれません。

まずはいったん日本語を忘れて、英語の表現からインプットするのがいいかもしれませんね。そういうアプローチも英語上達の一つの方法だと思います。日本語敵はそうではなかなかマスターしにくい表現ですが、一つずつ使いこなせるようになりましょう。

  

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