日本人は、英語のリスニングが苦手だといわれます。英語のリスニングは独学でも比較的練習しやすいですが、効率的に上達させるには、教材選びが大切です。英語のリスニング力上達にオススメの教材を紹介します。
英語のリスニング力は独学でも上達できる
英語のリスニング力は独学で鍛えることが可能です。大切なのは、できるだけ多くの時間を英語のリスニングに当てることでしょう。
海外に住んでいるのでなければ、意識して英語の環境に自らをおいておかないと、英語を耳にする機会はとても限られてしまいます。
毎日、ある一定の時間を英語の時間として、英語環境に身をおく「セッティング」をするべきです。
英語のリスニング力上達は「多聴」と「精聴」
英語のリスニング力はたくさん聞けば身につくというものでもありません。
英語を聞いてもまったく意味がわからないものでは、雑音とおなじですので、練習にはなりません。かといって、テキストの端から端まで、意味を把握していなければならないというものでもありません。そんなことをしていたら、時間が足らなくてどうしようもないですよね。
英語のリスニング力を上達させるには、「多聴」と「精聴」のバランスが大切です。
英語のリスニング用教材の選び方
どんな教材を選ぶかは、とても大切です。
まず、自分のレベルにあったものを選ぶことです。自分の力以上のものでは、意味を把握するまでに大量の時間を費やしてしまいます。かといって、あまり簡単すぎても、練習する効率が悪くなります。
理想的なのは、テキストを見ないで1回聴いてみて、その70%程度の大意がつかめるものがやりやすいです。
英語のリスニング練習におすすめ教材
いろいろなレベルに対応してくれる、英語の音声教材として、私がおすすめするのは「English Journal」です。
語学学習教材の大手、アルク出版から出ているロングセラーです。
月刊誌で、毎月注目の人物のインタビューや、ニュース、ドラマや映画など、幅広いメディアからの英語音声が、日本語と英語のスクリプトつきで構成されています。
英語の音声だけなら、ネットからいくらでも視聴できますが、日本人学習者向けに日本語の翻訳と解説をつけてくれている点が、とてもありがたいです。
リスニング教材に使うテキストも、自分のレベルに合わせて好きなところからはじめられます。これをベースに1日の英語時間を増やせば、かなりリスニング力が伸びますよ。
また、アルクさんでは、このEnglish Journalを含む、「ヒアリングマラソン」という通信講座も開講しています。本格的にヒアリングに取り組みたいという人は、検討してみてもよいのではないでしょうか。
アルクのNo.1英語教材、1000時間ヒアリングマラソン