人生はいろいろなことがあるので、後悔したくないと思っていても後悔してしまう瞬間があります。そんなとき、英語で後悔の念を表す方法として「should have +動詞過去完了」を使うことができます。
今から思えばあの時、こうするべきだった、そうしない方がよかった…、と言いたいときの英語表現を覚えましょう。
後悔を表すshould have +動詞過去完了
shouldは「~すべきだ」という助動詞ですが、過去のことについて「~すべきだったのに」という場合は、過去完了形を使います。
過去完了形を使わずに言ってもネイティブには通じますが、文法的には正しくありませんので、ここはきちんとマスターしておきたいですね。
「~すべきだったのに」という時は、何かするべきことをしなかった、もしくはするべきでなかったことをしなかったという意味になります。つまり、その事象は実現しなかったことを表します。
後悔を表すshould have +動詞過去完了の例文
できれば後悔しないで生きたいものですが、現実はなかなかそう思い通りには運びませんよね。should have +動詞過去完了を使って表す後悔の例文です。
年を取ってから学生時代に勉強しなかったことを悔やむ人は、私だけではないと思います。
(学生時代にもっと勉強しとけばよかった…)
ここでの「work」は「仕事」ではなく「学業」を意味しています。
次はちょっと悲しい後悔。
(おばあちゃんが生きているうちに、もっとやさしくしてあげればよかった…)
別れてしまったカップルについては、
(彼は彼女の言ったことをもっとちゃんと聞いてあげるべきだったのよ)
笑っちゃいけないところで、つい吹き出してしまったら、
(ごめん!笑うべきじゃなかったわ)
パスポートを忘れてしまったことに空港で気づいたパートナーに向かって、
(出かけるときに、パスポート持っているかどうか、ちゃんとチェックするべきだったのよ)
未来のことを表すshould have +動詞過去完了も
ただし、「should have +動詞過去完了」は、未来のある時点において完了しているべきことを述べるときに使われることもあります。例えば、
(キッチン修理は明日までに終わるはずだ)
この例文は、過去のことを言っているのではなく、未来のことについて述べています。
日常的に使えるshould have +動詞過去完了
この表現、重い後悔もちょっとした失敗も、簡単に言い表すことができるので、ぜひ、日常的に使ってみてください。もっともできれば後悔のない人生を歩むほうがいいですけどね。
かくいう私も、週末や休み明けに二日酔い(have a hangover)で目覚めることも多く、そんなときには、
(昨夜、あんなに飲まなきゃよかった)
と、つぶやいてしまいます。