みなさんのまわりには、負けず嫌いの人はいるでしょうか。
私はそれほどでもないのですが、負けず嫌いの人がうらやましく思うこともあります。
負けず嫌いということは、最後まで全力で頑張れる人、ということもできると思うのです。
そんな「負けず嫌い」に関連した英語表現を集めてみました。
competitive
「負けず嫌い」にぴったりの英語表現に「competitive」といういい方があります。
勝負ごとに勝ちたい気持ちが強く、だれよりも成功したいと強く願う性格のことをいいます。
He is very competitive.
(彼はとても負けず嫌いです)
To be successful in business, it is important to be competitive.
(ビジネスで成功するためには、負けず嫌いでいることも大切だ)
never give up
「決してあきらめない」人という意味で、「never give up」といういい方もできます。
He never gives up.
(彼は決してあきらめない)
bad loser
「負けず嫌い」という意味で「bad loser」といういい方もあります。負けることを極端に嫌がり不満に思う人のことをいいます。
ネガティブ意味で使われることが多いように思います。
She is a bad loser and is still upset that she lost that match.
(彼女は負けず嫌いで、その試合に負けたことにまだ腹を立てている)
反対の意味で「good loser」といういい方もあります。
勝負に負けたことを受け止め、いつまでも愚痴ばかりこぼしさない人のことをいいます。「よき敗者」みたいな感じに訳すことができるでしょう。
Although he lost the election, his attitude as a good loser should be respected.
(選挙には負けたものの、よき敗者としての態度は尊敬すべきだろう)
sore loser
「bad loser」と同じように使うことができるのが、「sore loser」です。
負けたことを良しとせず、いつまでも愚痴をこぼしたり他人のせいにする人のことをいいます。あまり良い意味では使われません。
It is disgraceful to be a sore loser.
(負け惜しみをいうのはみっともない)
He is quite a sore loser and always blames others for his losses.
(彼は相当な負けず嫌いで、いつも自分の負けを他人のせいにする)
hate losing
「負けるのが嫌い」ということですので、シンプルに「hate losing」ということもできますね。
He hates losing, but he always loses.
(彼は負けず嫌いだが、いつも負ける)
いい意味とよくない意味の「負けず嫌い」
日本語の「負けず嫌い」は比較的よくない意味で使われることが多いかもしれません。
英語でも「bad loser」や「sore loser」はあまり良くない意味で使われますが、「competitive」や「never give up」はよい意味としても使うことができます。
臨機応変に使い分けしていきましょう。