I don’t mind と I don’t careの意味は、どちらも「どっちでもいい」「どちらでも構わない」と訳すことができます。でも、2つの表現には、ニュアンスの違いがあり、使い方を間違えると相手に誤解を与えてしまうこともあります。
実は、この2つのフレーズ、私もよく間違えてしまうことが多く、今回は自分への覚書のためにも記事として書いておきます。I don’t mind と I don’t care の意味と違いについてまとめてみます。
I don’t mind と I don’t care、意味の違い
I don’t care.
2つの短いフレーズですが、日常会話ではよく使われる表現です。冒頭でも言いましたが、2つの文は「どちらでも構わない」という意味になります。
日本語に訳するとどちらも同じように見えますが、相手に与える印象には大きな差があります。
「I don’t mind.」は、2つ以上の選択肢があるとき「自分はどっちでも構わない」と言いたいときに使います。一方、「I don’t care.」の方は「自分は関心がないからどうでもいい」というニュアンスになってしまうんです。
I don’t mind と I don’t careの使い方
たとえば
(今夜、中華料理とスペイン料理、どっちが食べたい?)
と聞かれた時「私はどちらでもいいよ(どっちもOK)」と答えるなら、
を使うのがおすすめです。
「中華料理でもいいし、スペイン料理でもいいよね、私はどっちという好みはないからあなたが選んでよ」などと続けることができます。
ここでもし、
といってしまうと、「今夜の食事なんて私興味ないから、勝手にすれば?」という風に聞こえてしまうかもしれません。
相手を不愉快にさせたいならこれでもいいのですが、仲良くしたい相手なら「I don’t mind.」を使うようにしましょう。
I don’t careの使い方には気を付けよう
このように、「I don’t care.」にはネガティブなイメージがあります。ですので、何か聞かれて「どっちでもいいよ」といいたいときには、なるべく「I don’t mind.」を使うようにしましょう。
逆に、パートナーとけんかした時には、
(私の気持ちなんてどうでもいいんでしょ?)
のように使うこともできます。相手が「I do care!(もちろん気にするよ!)」と答えてくれたら仲直りできますね(ここの「do」は強調)。