「英語学習のコツは、毎日継続すること」と言えば、「そんなことは言われなくてもわかっている」と言いたくなりますよね。
英語を少しでもかじったことのある人なら、みんなそれはよくわかっていることだと思います。
でも、根気がなくて、長続きしない人というのは多いものです。何を隠そう、私も根気がないほうで、今までに始めた趣味で三日坊主に終わったものは少なくありません。
では、根気がない人は英語学習に向いていないのか。
答えはNoです。
根気がなくても、日本人の赤ちゃんはちゃんと日本語を身に付けています。
根気がない私がどうやって英語を話せるようになったのか、振り返りながら英語学習方法をまとめて見たいと思います。
1.動機づけが大切
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何事にも強い動機があると、長く続けるエネルギーが起こります。たとえば、好きな異性が外国人だという場合。これはかなり強い動機です。ただし、その相手が日本語ペラペラの場合だとあまり意味がありません。相手が英語のネイティブだと、それだけで理想的な英語の練習相手になりますね。
でも、英語を勉強したいから、外国人の恋愛対象を探すというのは、どうかなと思います・・・。
2.とにかくレッスンを受けてみる
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強制的に1週間に1回レッスンを予約しておくのが、良いかもしれません。根気があろうとなかろうと、勉強していようがいまいが、とにかく、週に一度は英語に触れる時間を無理矢理セッティングしてしまいましょう。
根気がなくてもレッスンを続けることで、自分に英語学習のプレッシャーを課すことができます。
3.自分の部屋を英語で埋めてみる
いくら勉強しても暗記できないボキャブラリがあります。年齢を重ねれば重ねるほど、記憶するのに時間がかかります。
そんな時は、覚えたい英語を紙に書いて、部屋の壁に貼っていました。いつも目につく場所に貼っていおけば、そのうち覚えるだろうと思って貼るのですが、実際は、そううまくもいきません。
しかし、何もないよりはマシかなと思います。覚えたら、その紙切れは、はがされるわけですが、覚えが悪いので、どんどん増えるばかりで、そのうち部屋の壁は英語だらけになりました。
まあ、でもいくらかは覚えた単語もありますので、無駄ではなかったかと思います。これは根気うんぬんの話ではありませんので、英語学習者みなさんにオススメします。
4.とにかくいろんな英語学習法を試してみる
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根気がない人は、言い換えれば飽き性です。
英語学習にはいろんな方法が紹介されています。すこしでも興味があったら、すべて試してみることをオススメします。
飽き性の人は自分が飽きっぽいことをだいたいわかっていますので、一度始めた英語学習法がどんなものであれ、長くは続きません。ですから、手あたり次第いろんな方法に手を出すのです。
学習の方法をあの手この手と変えていれば、とりあえず「英語学習」については、やっていて飽きないと思います。
私もいろいろ手をだしました。単語カードは、書き終わったらそのままで実際にめくって使うことはほとんどありませんでした。英語学習のためのテキストや雑誌も最後まで全部目を通したことはありません。
シャドーイングも、ニュース読解も、デクテーションもやり始めて完成しないうちに投げ出してしまいました。
それでも、何とか英語学習には常にかじりついていたというのが、良かったのでしょう。
5.飽きたら、やめてみる
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根気がなくなった、興味がなくなったら、きっぱり諦めるというのも手です。
本当に好きなことや好きなものは、いったん離れると改めて、自分の執着心に気付くということもあります。英語の学習がしんどいと思ったら、きっぱりやめてみましょう。本当に勉強したいと思っているなら、そのうちまた、「そろそろやってみるか」と思える日が来ます。