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「まあまあ」を英語でいうと?「so-so」は意外に使いにくいって知ってた?

英語

「まあまあ」という意味の英語として、「so-so」を記憶している人もいるかもしれません。

でも、英語ネイティブの日常会話ではあまり聞かないんですよね。

「まあまあ」といいたいとき、英語ネイティブはなんと言っているでしょうか。

OK

むちゃくちゃシンプルですが、単に「OK」ですませることができます。

OKそのものにはいろいろな意味がありますが、その中に「可もなく不可もなく」という意味があるので「まあまあ」に代わる表現として使うことができます。

How are you doing?
(調子はどう?)
I’m OK.
(まあまあ)

「okay」とつづることもあります。

How was the date last night?
(昨夜のデートどうだった?)
It was okay.
(まあまあかな)

all right あるいは alright

「all right」も「OK」と同じような意味があり、「まあまあ」に相当する表現として使うことができます。

How are you feeling?
(気分はどう?)
I’m alright.
(まあまあ/大丈夫だよ)

What did you think about the food in the restaurant?
(あのレストランの食事どうだった?)
It was alright. Nothing special.
(まあまあかな。特にすごいということもない)

More or less

「more or less」は「多かれ少なかれ」「おおよそ」という意味で使われます。文脈によって、「まあまあ」に相当する表現として使えることがあります。

You get on well with your boss, don’t you?
(上司とはうまく行っているんだろ?)
More or less.
(まあまあ)

Did you sleep well?
(よく眠れた?)
More or less.
(まあまあ)

Kind of

「kind of」には「少し」「まあまあ」「~みたいな」といった意味があります。

「どちらかといえば Yes」のようなニュアンスで「まあまあ」といいたいときに使うことができます。

Did you enjoy last night’s party?
(昨夜のパーティー楽しかった?)
Kind of.
(まあまあ)

You seem to be very busy recently.
(最近忙しいみたいだね)
Kind of.
(まあね)

これもカジュアルな会話で使います。同様の表現に「sort of」もあります。

Not (too) bad

「Not bad」は直訳すると「悪くない」という意味になります。取り立ててよくはなく「まあまあだ」というときに使うことができます。

How are you doing?
(調子はどう?)
Not too bad.
(悪くない=まあまあ)

What did you think of his latest film?
(彼の最新映画どうだった?)
Not bad.
(悪くないね=まあまあ)

「Not (too) bad」は、シチュエーションやいい方によっては、「悪くない」「まあまあ」以上に「なかなかいい」という意味を含むこともあります。

イントネーションによっては、比較的ポジティブに聞こえることもある、おもしろいフレーズになります。

so-so の意味は?

「まあまあ」という意味で使える表現を紹介してきました。でも、じゃあ「so-so」は使わないの?というと、そんなこともありません。

「so-so」を英英辞書で調べてみると、このように定義されています。

between average quality and low quality; not good or well
(平均的な品質から低品質な様子、あまりよくないことを表す)

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/so-so

要するに「可でもなく不可でもなく」みたいな意味として使われるようです。

類義語を挙げるなら「average」や「fair」が相当します。

Well, it was a so-so performance this time.
(今回はまあまあのパフォーマンスだったな)

How did you like the new restaurant?
(新しくできたレストラン、どうだった?)
It was so-so. Not particularly great.
(まあまあだったね。特にすごいということもない)

「so-so」の使い過ぎに注意

気を付けたいのは、「so-so」は、日本語の「まあまあ」よりもややネガティブな意味で使われるということです。

上に紹介した「alright」や「not bad」などは、いい方にもよりますが、「まあまあ、イケる」「まあまあ、いい感じ」に近く、ポジティブにも聞こえる使い方ができます。

ですので、これらの表現の方が使いやすいのですね。「so-so」より、はるかに使い勝手がいいので、これらを積極的に使ってみてください。

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