イギリスでホテルやB&B(bed and breakfast)などに泊まると、朝食メニューに「cooked breakfast」と書かれていることがあります。
なんとなく分かるような分からないような表現ですが、イギリスの義理の実家では、土日によく食べるのがcooked breakfast です。
今回イギリス滞在中ということで、実際のcooked breakfast とその内容を英語と合わせて説明します。
Cooked breakfast って何?
Cooked breakfast をそのまま訳せば「調理された朝食」となりますね。
要するに加熱調理した朝食のことを指します。
a dish eaten in the morning consisting of fried eggs, bacon, sausages, and toast
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/cooked-breakfast?q=Cooked+breakfast
我が家では土日の朝食はだいたいいつもcooked breakfast で、特に土曜日は気合が入ってます。
Cooked breakfast の内容
一般的な内容としては以下のようなものが含まれます。
- fried egg
- sausages
- bacon
- toast
うちはアイリッシュ系なので、その他に次のようなアイテムも含まれます。
- black pudding
- baked beans
- potato bread
black pudding は、豚の血液を練り込んだ食べ物で、「pudding」と言っても甘くありません。塩味です。
baked beans はホワイトビーンズをトマト味で似たもの、potato bread とはマッシュドポテトを生地に練り込んでフライパンで焼いたものです。
簡単な朝食と比較してのcooked breakfast
トースト、あるいはパンにコーヒーやジュースだけのシンプルな朝食のことを「continental breakfast」といいます。これに対してちゃんと調理された朝食というのも意味で、「cooked breakfast」と呼ぶようです。
仕事などで忙しい平日は簡単な朝食で済ませる代わりに、週末は時間をかけて朝食を楽しむのがイギリス流なのかもしれません。
時間をかけすぎて、朝食を食べ始めるのが午前10時とか11時であることもしばしばですが。