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「とはいえ」「とはいうものの」は英語で何という?

英語

「とはいえ」「とはいうものの」あるいは「とは言ったけれど」を英語でいう場合、実はぴったりの表現があります。

とても便利で覚えやすいので、ぜひとも覚えて使いこなしたいものです。

今回は、「とはいえ」「とはいうものの」に相当する英語フレーズを紹介します。

「とはいえ」=Having said that,

「とはいえ」「とはいうものの」「とは言ったものの」という日本語にピッタリの英語フレーズ、それはズバリ「Having said that」です。

これはドンピシャ、日本語の「とはいえ」という感覚で使えるので、ぜひ覚えておいてください。

このフレーズ、英英辞典にも載っていて、

despite what has just been said
(今言ったことにも関わらず)

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/having-said-that?q=Having+said+that

というふうに定義されています。まさに「とはいえ」ですよね。

Having said that,…の使い方

「Having said that」は、文法的には分詞構文になります。

「Having said that」は文中に置くことも可能ですが、だいたいは文頭に置かれる場合が多いです。「Having said that」の後には「,(コンマ)」を置き、そのあとに主節を続けます。

I’m not sure that my new job suits me perfectly. Having said that, it’s only been three days since I started working, so I think I should see how it goes.
(新しい仕事が自分にぴったり合っているかどうかわからないんですよね。とはいえ、まだ働き始めて3日目なので、もう少し様子を見ようと思っています)

「Having said that」が文中で使われる場合、「but having said that,…」というふうに「but」を伴って使われることが多いと思います。

That said, All that said, などのいい方も

そのほかにも、「That said,」「All that said,」などのいい方もあります。使い方は、「Having said that,」とほぼ同じです。

Going to a language school in an English-speaking country is one of the fastest ways to learn English. That said, it doesn’t mean you cannot master English in Japan.
(英語圏の語学学校に通うことは、英語を習得する最も早い方法の一つです。とはいえ、日本で英語をマスターできないわけではありません)

上の例文で「That said」を「All that said」に置き換えても意味は同じです。

Having said that,…で軽い逆接を意味する

「Having said that」も「That said」「All that said」も、前に述べたことを受けて、「にもかかわらず」「とはいったものの」という軽い逆接を示しています。

そのため、「However」や「But」で置き換えることも可能です。

「Having said that」はやや口語的

ここに紹介した表現は、口語だけでなく文章を書く時にも使うことができます。

ただし、「Having said that」に関しては、その他の表現に比べてややカジュアルな雰囲気が出るため、フォーマルな文章では「That said」「All that said」や「However」などを使う方がよいかもしれません。

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