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「確信犯」は英語でなんという?

英語

一般的に、それが悪いことだとわかっていて罪を犯す行為のことを「彼は確信犯だ」なんて、いったりしますね。

「確信犯」を英語でいうにはどんな言い方をすればいいのでしょうか。

ちなみに、この場合の「確信犯」は、実は、日本語の正しい使い方としては間違っているのですが、まあ、それは後で説明するとして…。

とにかく、この「彼は確信犯だ」という場合の「確信犯」を英語で表現する方法を紹介します。

「確信犯(悪いとわかっていて犯罪すること)」を英語でいうと?

「確信犯」の正しい日本語用法については、あとで説明するとして、まず、一般的によく使われる「彼は確信犯だ」という場合の「確信犯」を英語でいってみましょう。

「彼は自分のやっていることをよく理解している」という意味で、日常会話ではこういう言い方がよく使われます。

He knows what he is doing.
(彼は自分のしていることを理解している=彼は確信犯だ)

この表現、本当によく耳にします。

A: I wonder if he realises that it might be against the law.
(彼、自分のやっていることが法に触れるかも知れないってわかってるのかな)
B: I’m sure he knows what he is doing. Whatever happens, it’s his responsibility.
(確信犯に決まってるさ。何が起ころうと彼の責任だ)

日本語の「確信犯」にピッタリの英語だと思うのですが、犯罪や悪さ以外のことに関しても使うことができます。

たとえば、車を修理に出してみたものの、修理工が頼りなく感じたとき、

A: I’m not sure he can fix it.
(彼に直せるかしら)
B: Well, he said he’s been practising it for ten years. I think he knows what he is doing. We should trust him.
(まあ、彼は10年の実績があるといってたし、何をやっているのかわかっているはずだよ。彼を信頼してみよう)

on purpose / intentionally

悪いことと分かっていて罪を犯すことを表すので、「わざと罪を犯した」という意味合いで、「on purpose」や「intentionally」を使ってもよいでしょう。

He made a mistake on purpose.
(彼はわざとミスをした)

He did it intentionally.
(彼はわざとやったんだ=確信犯だ)

「わざと」「故意に」を英語でいうと?
「わざと」「故意に」を英語でいうにはどんな表現があるでしょうか。 以前、「たまたま」「偶然」「意図せず」に関する英語表現を紹介しましたが、今回はその反対の意味になります。 「わざと」「故意に」を表す英語表現を紹介します。

「確信犯」の本来の意味を英語にすると?

冒頭でも言いましたが、上で紹介した「確信犯」は、実は日本語の使い方としては間違っています。

本来は「正しいと信じて行われる犯罪行為、もしくは行った人」のことを指します。ドイツの法哲学者ラートブルフが提唱した言葉だといわれています。

宗教や政治上の信念から犯す犯罪のことをいったりもします。

そのような本来の定義を英語にするなら「a crime of conscience」になります。

conscienceは良心、同義心などを表す言葉なので、「a crime of conscience」で「同義心に基づいた犯罪」=「確信犯」です。

In Japan, there used to be criminals known as the “Nezumikozo (Rat Boys)”. They robbed the houses of rich people who taxed the peasants heavily and gave the stolen money to the common people. Their actions could be described as “crimes of conscience”.
(日本にはかつて「鼠小僧」と呼ばれる犯罪者がいました。彼らは、農民に重税を課したお金持ちの家に泥棒に入り、盗んだ金品を庶民に分け与えたのです。彼らの行いは「確信犯」といってよいでしょう)

このような意味が本来の「確信犯」の定義なのですが、普段間違った解釈の方に慣れてしまうと、違和感を覚えてしまうかもしれませんね。

でも、まあ、ついでなので、日本語の正しい意味も覚えておいてはどうでしょうか…。

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