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seem の使い方と意味を復習しておく

英語

「seem」は「~のようだ」「~みたいだ」「~のように見える」という意味で使われる動詞です。とても便利な英単語ですが、少し使い方に戸惑うこともあるのではないでしょうか。

いったんは理解したつもりでも「あれ、seemってこう使ってOKなんだっけ?」みたいに迷ってしまうことがあります。

そこで今回は、自分の復習のためにもseemの使い方についておさらいしておくことにしました。

seem の意味を再確認

まず、seemの意味を辞書で確認しておきたいと思います。

to give the effect of being; to be judged to be

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/seem

英英辞書には以上のように定義されています。

日本語では「~のように見える」「~のように思われる」「~みたいだ」というふうに訳すことができます。

そのことについて確信しているわけではないけれど、「~のように」推察できる、「~みたいだ」といいたいときに使える表現です。

たとえば、あとで例文として紹介している文ですが、

She seems happy.

というと「彼女は幸せそうだ」という推察を表すことができます。これに対して、

She is happy.

は、「彼女は幸せだ」と断言していることになります。比較すると「seem」の機能がよく理解できるのではないかなと思います。

seem の使い方

seem の使い方としては、次のような形を覚えておくと便利です。

  • seem + 形容詞(まれに名詞)
  • It seems that
  • seem + as if/as though/like
  • seem to + 動詞の原形

seem + 形容詞(まれに名詞)

動詞「seem」の後に直接形容詞を用い、「~のようだ」「~らしい」「~のように見える」ということができます。

She seems happy.
(彼女はうれしそうだ)

He seems too young to drink.
(彼は酒を飲むには若すぎるように見える)

The initial plan seemed straightforward.
(当初の計画は簡単なものに思えた)

「It seems ~ that」という形で、that節以下のことは「~に思える」ということもできます。

It seems strange that no one criticises him.
(誰も彼を批判しないのが不思議だ)

まれに、「seem」の後に名詞を置くこともあります。

Commuting to the office every day seems a complete waste of time and money to me.
(毎日会社に通うなんて、私には時間とお金の無駄遣いにしか思えない)

名詞を置きたい場合は、「seem like + 名詞」とすることの方が多いように思います。

Their plan seemed like a scam, but it was a good trade in the end.
(彼らの計画は詐欺のように思えたが、結果的には良い取引となった)

It seems that

「It seems that」という形で用いると、that節以下のことのように見えると表現できます。

It seems that all of the shops in the village are closed.
(村のお店はどこも閉まっているようだ)

It seems that nobody wants to come.
(誰も来たがらないようです)

It seemed that the office was closed down.
(事務所は閉鎖されたようだ)

また「私には~のように見える/思える」というふうに「私には」を強調したい場合は「to me」を挿入します。

It seems to me that he is not the right person to be the leader of the country.
(私には、彼はこの国のリーダーにはふさわしくない人物だと思われる)

この場合、「I think that」とほぼ同じ意味になります。

It may seem to everyone that he did nothing wrong, but I think it was his fault.
(みんなには何も悪くないように見えるかもしれないが、私は彼が悪いと思う)

seem + as if/as though/like

「seem」の後に「as if/as though/like」を置くこともできます。そのあとには「S+V」、つまり文(節)がきます。

It seemed as if no one was alive in that town.
It seemed as though no one was alive in that town.
It seemed that no one was alive in that town.
(その町では、まるで誰も生きていないかのように思えた)

It seems as if something is missing.
(何かが欠けているような気がする)

It seems as though they live in another world. I don’t understand at all!
(彼らはまるで別世界に住んでいるような感じがする。まったく理解できない)

「It seem like」は「It seem that」と同じ意味になりますが、「It seem that」の方がフォーマルに聞こえます。

It seems like all of the shops in the village are closed.
(村のお店はどこも閉まっているようだ)

It seemed like I was the only one who wanted to talk.
(話したいのは私だけだったようだ)

seem to + 動詞の原形

「seem to + 動詞の原形」の形で使われることも多いです。

They seem to like drinking.
(彼らは飲むのが好きなようだ)

He seemed to understand it more than anyone else in the room.
(彼は、その場にいる誰よりもそのことについて理解しているようだった)

「seem to be ~」という使い方もよく行われます。

He seems to be the only person who understands what he is talking about in the room.
(彼の言っていることが理解できているのは唯一彼だけのようだ)

She seemed to be busy, so we didn’t ask her.
(彼女は忙しそうだったので、聞かなかった)

また、以下のように「to have 過去完了」として、過去のことについて述べることもできます。

The thief seems to have broken in through the window.
(泥棒は窓から侵入したようです)

「seem」は「there seem(s) to be ~」の形で使われることも多いです。「~があるようだ(った)」を表すことができます。

現在形で用いる場合、beの後に来るものが単数の場合は「there seems to be ~」というふうに三単現の「s」が付きます。

There seems to be a misunderstanding between them.
(二人の間に誤解があるようだ)

There seem to be a few misuses of the words in this text.
(この文章には幾つか言葉の誤用があるようだ)

There seemed to be no survivors of that plane crash.
(その飛行機事故の生存者はいないようだった)

seem を使う上での注意点

seemは通常、進行形で使われることはありませんので、気を付けましょう。

× He is seeming too young to drink.

慣れてくれば非常に便利な表現です。ぜひ、積極的に使ってみてくださいね!

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